エピローグ ページ19
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東京防衛任務を終えたAはこれまで通り三門市でボーダーとして任務をこなしていた。
加古「あらA、今日じゃない？」
貴方「え゛っ」
カレンダーに視線をやった隊長の言葉にギクリと背筋を伸ばす。
黒江「ほんとですね、道理でいつもよりかわいいワケです」
加古「写真撮るわよ！ほらそこにみんな並んで！」
喜多川&小早川&黒江「「 了解っ！！ 」」
貴方「嬉しそうに並ばない！！撮らないから！！」
逃げるようにグレーのロングコートに袖を通し、白いマフラーとベレー帽をかぶる。
すかさず連写する隊長に呆れたAは自棄になって笑顔で手を振ってみせた。
加古「んんん〜〜っ…！！」
小早川「加古さん活動限界」
加古「あとは頼んだわよ…3人とも……」
小早川「緊急脱出」
加古「ﾄﾞﾝｯ」
貴方「再現が忠実！！！」
ガクリとその場に突っ伏する加古を放って、Aは隊室を後にした。
そして待ち合わせの駅に着き、改札口の前で彼の姿を探す。
貴方「………あっ…！」
夜久「Aっ！」
互いの顔がパッと輝き、2人は1ヶ月ぶりの再会に歓喜した。
貴方「こんな時期に来てもらってすみません」
夜久「いーってそういうの！親が高校最後のクリスマスくらい、ってプレゼントくれてさ」
2人は歩きながらたくさん話した。
毎日LINEをし、1週間に1回電話していても、
好きな人と直接会って話すと止まらなくなるようだ。
貴方「そういえば志望大学って…」
夜久「あー…まぁ、大体決まってる」
部活を未だに続けている夜久
そんな夜久をAは勉強面でも部活面でも勿論応援している
すると、
夜久「なぁ、ボーダーって大学から入るのあり？」
一瞬、何を言われているのかをさっぱり理解が出来ず、返事に詰まる。
夜久はニヤリと笑って模試の結果をピラリと見せた。
第一志望に書かれていた大学を見るなり、Aは唖然と声を失う。
だってそれは…
貴方「うそ……！！？」
夜久「俺の勉強したいことガッツリやってるし、親は一人暮らしもいいんじゃねぇかって言ってる」
三門市にある大学だったから______________
夜久「待ってろな、また毎日会える日を手に入れてみせるから！」
この宣言通り、彼がこちらに
夜久 story 【END】
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弓月有無％(プロフ) - 久しぶりに拝読させて頂きました。やっぱり迚も面白くてオチも良かったです！！他作品も読ませて頂こうと思い作品一覧覗いたら知ってる作品ばっかりで吃驚しました…クロスオーバーはあんまり見ないのですがこの物語は凄く楽しかったです！是からも応援しております！！ (2月4日 3時) (
レス) @page41 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンしながら悶えながら読みました、秀次オチ最高でした！！ (2021年7月9日 19時) (レス) id: 28994e3d52 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 最高かよ。 (2020年2月3日 11時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
soft - コメ返信してくださっていたのに返信するのが遅くなって申し訳ありません。最近親にパソコンを禁止されてしまいまして…。二宮さんと新しい作品楽しみにしています!!。あ、でも二宮さんのほうは出来たらで全然大丈夫です。これからも頑張ってください、応援してます!!。 (2017年8月30日 10時) (レス) id: b066e3c112 (このIDを非表示/違反報告)
月下＊妖狐(プロフ) - ぱやさん» 了解です！有難うございます！！ (2017年8月19日 23時) (レス) id: b3656ffd00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱや
| 作成日時：2017年5月13日 22時
