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小瀧くんたちに電話の取り方研修をして、少し余った時間を利用してコミュニケーションを取る。こういう時間も大切にしたいし。昨日は部長に連れられて他の部の部長に挨拶に行っていたらしい。どうだったか感想を聞いてみる。


「みなさんいい人そうで、ね?小瀧くん」
桃「ハイ!ほんで企画部の中間さんむっちゃイケメンでした!」
「中間さんイケメンでした、エグいですあれ」
『んは、なにその感想、まあ確かに他の部長より断然若いし。いわゆるエリートやんな』
桃「やっぱかっこいい!女性にもモテてるんですかね?」
橙「や〜?どうなんやろ、モテてはないんちゃう?浮ついた話も聞かへんし」


 その照史のセリフを聞いて、中間さんが「モテとるわいな!」なんて言ってる姿が頭に浮かぶ。そんなやり取りを濱田くんとしていたのを思い出す。案外一途で長いこと付き合ってる彼女がおったりして。


桃「やっぱAさんも中間さんみたいな男性のことかっこいいって思うんですか?」
『そりゃあね、仕事もできるし』
桃「え〜俺もAさんにかっこいいって思われたい〜」
橙「ほんならまずは俺くらい仕事できなあかんわな」
『確かに照史も仕事早いよな、尊敬するわ』
橙「かっこええ?」
『うん…?かっこいいと思うけど』


 困ってたらサラッと助けてくれたり、私にはない視点で仕事をしている照史はかっこいいと思う。実際担当してるお客さんも私より多い。それなのにしっかり回ってるもんな……。よっしゃ、なんて喜ぶ照史をみてそんなに喜ぶこと?なんて思う。


『よし、まあここまでにして。会議室の時間もここまでやし…ここでたら勝負しよか、私らと2人、どっちが早く電話出れるか』
橙「わからんかったら会社名と名前と誰に繋ぎたいかとかメモしたら、少々お待ちくださいで保留にしたらええから、な?ほんで誰かしらに聞き?」
『私ら以外でも営業の人はみんな優しいから大丈夫よ、そんな不安そうな顔せんで?』


 少し泣きそうになっている2人をみて、少し心が痛む。最初は怖いよなあ。私も最初は怖かったし。


『大丈夫!魔法の言葉やから、確認いたしますので、少々お待ちくださいって言うとけばなんとかなるから』
橙「ホンマそれ、大丈夫よ?」


 会議室を出てから不安そうな顔をしてる2人を慰める。なんとか昔保留と間違えて電話切ったことを伝えれば、デスクに戻る頃には2人の顔は明るくなっていた。

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和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました!また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました!ふわふわ流星くんかわいい!(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(笑) | 作成日時:2023年1月17日 12時

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