失敗作【文スト】

失敗を7つ ページ8

太宰side

太｢さぁ彼の子の名前を決めようか！｣

私がそう言うと

国｢何を考えている貴様！まだ社長の許可も得ていないのに！｣

その返答は予測済みだ

太｢じゃあ国木田君は彼の子を見捨てるのかい？｣

国｢それは…｣

其れに彼女の言っていることが本当なら…


彼女はきっと…

敦｢え、えっと取り敢えず彼女の名前を決めましょうか！｣

与｢そうだねェ…何が良いか…｣

国｢うーん…｣

各々悩む、だが私は悩まなかった

私は彼女の名前の候補が直ぐに出た

太｢……Aとかはどうだい？｣

敦｢!!いい響きです！僕、Aに賛成です！｣

与｢妾も、良いと思うよ｣

国｢…賛成だ｣

皆の意見がまとまった

あとは彼女に伝えるだけだ


…気に入ってくれると良いのだが


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貴方side

太｢名前が決まったよ｣

彼らが部屋から出てきた

私は恐らく今まで以上に気分が高まっている

太｢それじゃあ云うよ？せーの…｣

太国敦与｢｢｢｢A｣｣｣｣



A…


太｢気に入ってくれたかい？私が考えたのだが｣

『はい…ｯ!ありがとうございます！太宰治さん！』

私はとても嬉しく首を上下に激しく振る

太｢…待っておくれフルネームは辛いから治にしてくれないか…｣

『えっと…治さん！Aと名ずけてくださってありがとうございます!!』




すると治さんは満足気に頷く








＿＿＿＿＿＿＿私は今世界で1番の幸せ者だ

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