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-ver.sky blue- 19 ページ33

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「………、」




ケンチ「…いいねぇ」

玲於「やば、」


啓司「俺これ イタズラするの嫌だよ…」




横向きに軽く膝を曲げ、緩く握った両手の指を口元付近に当てて ゆっくり呼吸しているA。
力が抜けきり、警戒心の欠片もない寝顔に3人は釘付けになった。




ケンチ「えー、事前のメンバーズアンケートによると、『Aは兎に角一度寝たら中々起きない!byNAOTO』…ということですね」

啓司「朝も苦手なんだって、AKIRAが言ってたけど」



玲於「で、何すれば良いんでしたっけ?」

ケンチ「まず添い寝」

玲於「いきなりハードル高く無いですか?」

啓司「どうすんの?添い寝すんの、ケンチ」

ケンチ「俺がするの、?!…していい?」

玲於「え、え、じゃんけん…」

啓司「玲於もしたいんか笑」




何だかんだAと絡みたがりの3人は、じゃんけんで添い寝役を決める事に。そして、





ケンチ「いえーい」

玲於「結局ケンチさん…」

ケンチ「落ち込むな玲於笑 玲於にはとっておきの役割あげるからさ」




ケンチはそう言って Aの掛け布団を先ほどより大ぶりに捲った。夏ということもあり、体のほとんどが布団から出てしまったとしてもAはその寒さに身を捩ることなくスースーと安らかに寝ている。




ケンチ「はーいAちゃーん、ケンチお兄さんですよー」

啓司「変態変態」

玲於「鼻の下伸びてますよ」

ケンチ「あー、いい匂いするよねぇ。髪の毛もサラサラ」




ベッドの上にゆっくり腰から寝っ転がったケンチは、左肘を枕元に付き頬杖をついて右手でAの顔にかかった髪の毛を耳の後ろに流す。




啓司「手付きがイチイチえろいんだよね、いつもそうやってんの?」

ケンチ「それはねぇ、…想像すると止まらなくなるから今はやめとこっか」

啓司「やめとこう。」




パシャリ




玲於「こちらは後でAさんからサインを貰って視聴者プレゼントにします」

ケンチ「俺のサインは?」

玲於「あ、間に合ってます」

ケンチ「こら玲於〜 生意気だねぇ〜」




Aに添い寝してピースするケンチのツーショット。
彼女が後にこれを見てどうゆう反応をするか…嫌われるギリギリの事を彼らはやっている。


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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時

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