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「………、」
ケンチ「…いいねぇ」
玲於「やば、」
啓司「俺これ イタズラするの嫌だよ…」
横向きに軽く膝を曲げ、緩く握った両手の指を口元付近に当てて ゆっくり呼吸しているA。
力が抜けきり、警戒心の欠片もない寝顔に3人は釘付けになった。
ケンチ「えー、事前のメンバーズアンケートによると、『Aは兎に角一度寝たら中々起きない!byNAOTO』…ということですね」
啓司「朝も苦手なんだって、AKIRAが言ってたけど」
玲於「で、何すれば良いんでしたっけ?」
ケンチ「まず添い寝」
玲於「いきなりハードル高く無いですか?」
啓司「どうすんの?添い寝すんの、ケンチ」
ケンチ「俺がするの、?!…していい?」
玲於「え、え、じゃんけん…」
啓司「玲於もしたいんか笑」
何だかんだAと絡みたがりの3人は、じゃんけんで添い寝役を決める事に。そして、
ケンチ「いえーい」
玲於「結局ケンチさん…」
ケンチ「落ち込むな玲於笑 玲於にはとっておきの役割あげるからさ」
ケンチはそう言って Aの掛け布団を先ほどより大ぶりに捲った。夏ということもあり、体のほとんどが布団から出てしまったとしてもAはその寒さに身を捩ることなくスースーと安らかに寝ている。
ケンチ「はーいAちゃーん、ケンチお兄さんですよー」
啓司「変態変態」
玲於「鼻の下伸びてますよ」
ケンチ「あー、いい匂いするよねぇ。髪の毛もサラサラ」
ベッドの上にゆっくり腰から寝っ転がったケンチは、左肘を枕元に付き頬杖をついて右手でAの顔にかかった髪の毛を耳の後ろに流す。
啓司「手付きがイチイチえろいんだよね、いつもそうやってんの?」
ケンチ「それはねぇ、…想像すると止まらなくなるから今はやめとこっか」
啓司「やめとこう。」
パシャリ
玲於「こちらは後でAさんからサインを貰って視聴者プレゼントにします」
ケンチ「俺のサインは?」
玲於「あ、間に合ってます」
ケンチ「こら玲於〜 生意気だねぇ〜」
Aに添い寝してピースするケンチのツーショット。
彼女が後にこれを見てどうゆう反応をするか…嫌われるギリギリの事を彼らはやっている。
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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時