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教室の片隅に座りボーと外を見る
隣からあのぉと声をかけられた

「えと、僕バラム・シチロウって言うんだ
カルエゴ君と仲良いのって君だよね?仲良くして欲しいなぁって思ってよろしくね…?」

話しかけてきたのは数十年後バビルスの番人になる人物だった

「見た目は中々怖いが優しいやつなんだ
仲良くしてやってくれ」

黒髪の例の人が言う

私は見た目が恐ろしく悪魔的な一面を持ちながらも優しい人だということをずっと前から知っている

『よろしくね』

だからそう答えた

彼は嬉しそうに笑っていた
すると思い出したかのように

「あ、カルエゴ君から聞いたんだけどご飯作るの上手なんだよね?」

「食べたいらしいぞ」

「ちょっと!カルエゴ君僕そこまで言ってないよ!」

「本当のことだろ」

「いや、そうだけど…カルエゴ君が食べたいだけでしょ?」

「フン、どうだろうな?」

いや絶対そうでしょ…

何故か次の日クッキーを作ってあげることになった





トコトコと廊下を歩きながら生物学準備室に向かう
今日最後の仕事である食事を届けて行く
中にはシチロウ君とカルエゴさんの分が入っている


ついたので控えめなノックをすると中からどうぞという声が聞こえてきたので失礼しますと言い入る


「Aちゃん!?早かったねお茶出すから座ってて」

バタバタと走って慌ただしくお茶を入れ始めた
座っててっていうけどこのソファーでいいのかな?

そんなことを思って座っていなかったらバラム君にここに座ってと言われたので遠慮なく座らせてもらう

「ほんとごめんねご飯持ってきてもらっちゃって」

『大丈夫だよ』

「その割には疲れてる顔してるけど…」

そりゃ教師全員分とサリバン様の分作ったからね精神的に疲れた
話題と例の質問をするために話を変える

『入学式の準備は大丈夫なの?』

「今のところはうまく行ってるみたいだね」

『そっか…今年の主席の人って決まってるの?』

「確かアスモデウス・アリスくn
Aちゃん大丈夫!?お茶吹き出すなんて」

思わずお茶を吹き出した
去年の主席ってアメリちゃんだったってこと?

え、?私原作の生で見るの?巻き込まれてモブAで死にそうなんだけど…

「大丈夫…?」

じゃないです

『今年はどんな子が来るんでしょうね…』

どんな子が来るか知ってるけど…

「…今年こそ生徒と仲良くなりたいなぁ」

『…シチロウ君は優しいから慕ってくれる生徒が現れるよ』

シチロウ君は嬉しそうにありがとうと言った

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pastayummy(プロフ) - レイさん» 返信遅くなってしまって申し訳ないです……そろそろ更新再開をしようと思うのでゆっくりになりますが待っていただけると嬉しいです!コメントありがとうございます! (7月1日 23時) (レス) id: c7350f09d6 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - とても面白かったです!!続きが気になります。更新頑張って下さい!! (6月1日 0時) (レス) id: cf3ba26651 (このIDを非表示/違反報告)
pastayummy(プロフ) - 胡蝶有希さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえると凄く嬉しいです!励みになります! (2023年2月12日 23時) (レス) id: c7350f09d6 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶有希(プロフ) - とっても好きです!続きを楽しみに待ってます! (2023年2月12日 16時) (レス) @page5 id: d8fab1f34b (このIDを非表示/違反報告)
pastayummy(プロフ) - 夏樹さん» コメントありがとうございます!ダリ先生の奴も見てくださってるとは…ほんとサボっててすいません…がんばります… (2023年1月1日 1時) (レス) id: c7350f09d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pastayummy | 作成日時:2022年12月10日 19時

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