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九話 ページ10
キルアのふわふわとした白髪を撫でその感触を楽しんでいるハイド。キルアは子供扱いすんなよ…と呟いているが満更でもなさそうだ。もっともハイドからキルアの顔を覗くことは出来ないが。
貴『あぁそうだ、キルア聞いてくれ。』
キルアの頭を撫でる手はそのままにハイドは話し出した。
貴『俺が1人の時は好きなだけ側にいて話しかけてくれて構わない。その方が俺も嬉しい。だが、ボスといる時は近づかないでくれ。』
キルアは怪訝そうに聞き返す。
キ『何でだ？』
貴『俺はボスの側近だ。ボスの命令ならば、どんな事でも忠実にこなす。それが殺しでも。全てはボスの気分次第なんだ。俺はキルアを殺したくない。俺キルアの事好きだしな。』
コイツは何でこんな恥ずかしい事を平然と言ってのけるんだよ⁉
キ(でもハイドは…)
ハイドはなんだか自分と似ている。キルアはそう思った。
キ『俺は…』
貴『？』
キ『俺はお前のこと嫌いにならねーから…』
貴『！…うん、俺もキルアのこと嫌いになんかならないよ。』
キルアはそっぽを向いていたが、その顔は満足そうだった。
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、 - アニメキャラ等を扱う二次創作になるのならオリジナルフラグ外して下さいね (2018年3月9日 8時) (
レス) id: a02e8b4e81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十七夜 | 作成日時：2018年3月8日 23時
