夢主 過去編 ３ ページ13
次に目が覚めた時には、狂気は止んでいました。
そして、アフトクラトルの中心の町に行こうと死体を踏んづけて進んだ。
――やっと、自由だ。
――これからは、自分一人で生きよう。
・・・もう、私の邪魔をするやつはいない。
そう思ってました。
――――・・・・・現実は非情だ。
町に着いた時、私は拘束されました。
あれだけの人数を殺して、ばれないわけがないのです。
「一つの村を壊滅させた５歳の少女」
私は大きく取り上げられた。
そして、私という存在をもみ消すかのように、私は幽閉された。
どれくらいだっけ・・・？１０年ぐらいかな？
光なんか届かない暗いくらい暗い檻の中に１０年。
ずっと夢を見てて、でも実現なんてしなくて・・・
フフ、想像なんてできないでしょう。
・・・何度も死のうとしました。
のどに刃を突き刺したり、首を絞めたり。
・・・・しかしなぜでしょう？簡単には死ねないのです！
黒トリガーのせいか、遺伝子のバグなのか・・・・。
私にはわかりません。なにもかもが前代未聞だったのですから。
―――――
今から２年前、悠一と会った時期です。
私は、意を決して、檻をぶち壊して逃げました。
どうせまた捕まるだろうと思って、今まで動かなかったのですが、
――こんなところで一生過ごすのか？
誰かが聞きました。私か、もしかしたらトリガーか。
――・・・・嫌だ。
答えはもちろんNO.
それが、行動の動力になった。
分かり切った人生をえらぶなら、未知の可能性に賭ける。
・・・熱血は嫌いですがね。
・・・私は近界民を玄界に送る施設に潜り込みました。
相当ひろくて、着くのに大分時間がかかってしまいましたが。
そして、私は人の目を掻い潜り、近界民と一緒に玄界に行きました。
・ ・ ・ ・ ・
目が覚めた時、正直落胆した。
まさか近界民を倒す本拠地に来てしまったのだから。
・・・・バレたら殺されるんじゃないだろうか。
口は開かない方がいい。
そうして一週間が過ぎた。
もう私には希望なんてものが無かった。
あの檻から出られたぶんにはいいが、これからはどうしようもない。
・・・いい加減に死んでやろうかな・・？
もうあがくのをやめて、楽になろうか。
そこを助けたのが悠一だった。
死のうとしていた私にあいつが取った行動は、ごく単純な
「私に死ぬ暇を与えない」
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ハル(プロフ) - ありがとうございます！４０００ヒット記念の時に絵をだします！一緒の方がいいしね！ (2014年7月21日 15時) (
レス) id: 3b81eafddd (このIDを非表示/違反報告)
リリカ - 総合順位二桁 おめでとうございます！記念絵描いてくれると嬉しいなあ… (2014年7月21日 9時) (レス) id: 5362c4a371 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - リクエストありがとうございます！！ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、是非見ていってください！ (2014年7月19日 13時) (レス) id: 3b81eafddd (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - あの、もしよかったら、リクエストなんですけど、遊真くん×夢主ちゃんの切甘で軽く書いてもらってもいいですか？ (2014年7月18日 22時) (レス) id: 9ee5aebf90 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - おお！復活してくれましたか！！これからも頑張ってください！ (2014年7月18日 22時) (レス) id: 9ee5aebf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛場 結菜 | 作成日時：2014年6月29日 2時
