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「なに、あれ…」
大きな爆発音とともにその場が光ると、暗闇の中に浮かぶ飛行物体を見つけてしまった…
先ほどから何かに攻撃されて居るような衝撃、
そして大きな爆発に子供たちは大きく動揺していた。
私だって怖い… …でも… …
透さん… …!!
恐怖に押し潰されそうになり、目をキュッと閉じたそのとき、
ガチャっと上部のドアが開き、小さな女の子が中へと入ってきた。
「あ、あ、哀ちゃん!?」
私はここに居るはずのない彼女の登場に思わず声が上擦った。
しかしどこか大人びた彼女は冷静に、
そして落ち着いた声で、
「あとで説明するから…大人しくしていなさい」
と言い放った。
あぁ…そっか…透さん、
あなたはそこに居るんですね。
ーーーコナンくんと一緒に。
子供たちは「コナンくんが頑張っているんだね」と落ち着きを取り戻す。
こうやっていつもコナンくんはみんなを守っているのかな。
彼らの絶大な信頼を感じられた。
チラリと、哀ちゃんが私を見やる。
「大丈夫…だから。Aさん。大丈夫…」
私はそんなに不安そうな顔をしていたのかな。
まだ小さな哀ちゃんにキュッと手を握られた。
透さん…
どうか、無事でいてください… …
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます!訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ? (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NANA | 作成日時:2018年4月28日 16時