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仕留めたかと思ったジンたちの飛行物体は

最後の足掻きと言ったように集中攻撃を始める。





その瞬間、グラっと足下が大きく揺れる。


大きな衝撃とともに観覧車は回転を始めた。


マズイ…!

あの中にはAがいる…!!


目の端に走っていくコナンを見つけると、

降谷もそれを追いかけた。


なにか策があるのか…



「コナンくん!」

「安室さん!」

「止められるのか!?」

「分からない…でもやらないと!」



降谷はコナンを抱えると、

柵に足をかけ飛び降りる。



「安室さん!」

「大丈夫だ…集中しろ!」



足場につくと、降谷はコナンを振り上げる。



「いくぞ!」



コナンが飛び出す先を見つめる。

どうやら赤井が受け止めてくれたようだ。



そのまま二人は観覧車の上を駆け上がり、

ベルトで観覧車二台に繋ぎ合わせた。



しかしまだ観覧車は止まらない。




頼む…コナンくん…

Aを…助けてくれ…!!




大きなサッカーボールだけでは止まらない。


そのときクレーン車が観覧車に突っ込んでいくのがみえた。













その時はあまりにも一瞬でーーー…





ドォン!と大きな音とともにーーー…




その衝撃で観覧車の動きが止まったーーー…












「なんて子だ…本当にこの巨大な観覧車を止めるとは…」




そう呟くと、降谷は風になびく金色の髪をかきあげた。



目の端に子供たちと救助されるAを見かける。



怪我は…なさそうだ。






ホッと…息を吐く。






Aが無事でよかった…





そう思ったら思わず腰が抜けた。

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設定タグ:安室透 , 降谷零 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます!訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ? (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NANA | 作成日時:2018年4月28日 16時

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