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「じゃあ、ここで。帰り時間が分かったら連絡してくれ」
警視庁前に私を降ろすと見慣れたRX-7は走り去っていった。
、
、
あのあと一度私の家に戻り、
最低限の必要なものをまとめてから警視庁に向かった。
言いくるめられた感、満載だったけれど、
私は一緒に住むことを了承した。
…理由は、分からない。
でも、降谷さんの表情が、緊迫した表情だったから。
昨日は暗くてよく見えなかったけど
明るいうちに見えたあのマンションはとても大きくて、
一般市民の私がとても暮らせるようなマンションではなく。
それにしても降谷さんって…凄い人なんだ…
年齢は安室透と変わらず29歳らしい。
その歳にしてたくさんの部下も居て、
危ない潜入捜査をしていて、
身体能力や順応力が高くて、
そして料理やなんでも出来ちゃうなんて。
『安室透』も凄い人だけど、
『降谷零』もとても凄い人みたいだ。
「あー!Aお姉ちゃん!」
「歩美ちゃん!元太くんに光彦くんも!」
降谷さんを見送ったあと、少年探偵団たちと合流した。
三人がパタパタと駆け寄ってくる、
その後ろから哀ちゃんと、コナンくんも付いてきた。
「みんな調子はどう?」
「はい!大丈夫ですよ!」
「ご飯もりもり食べれたからな!」
「元太くんは食べ過ぎなんですよ〜」
幸いみんなもかすり傷などの軽傷ですみ、
今日も元気な姿を見れて安心した。
「…Aさん、大丈夫?」
「…大丈夫だよ、コナンくん」
その『大丈夫』はどの『大丈夫』かは分からないかど、
私は『大丈夫』と、返した。
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます!訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ? (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NANA | 作成日時:2018年4月28日 16時