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あの日を忘れる事はない。
私は必死にスニョンの両親に謝った。
私のせいでスニョンはこんな目にあったと。
私のせいでスニョンはいなくなってしまったと。
それを聞いたスニョンの両親は、
“あなたは何も悪くない。スニョンは、あなたといるときが一番楽しいと言っていた。”
そう言ってくれた。
私は、早く告白しておけば、と後悔した。
ギョンジュ(GJ)「ただいま。」
あの人が帰ってきた。
今の私を見たら、スニョンはAらしくないというだろうか。
呆れてしまうだろうか。
『お帰りなさい。今日は早かったのね。』
GJ「…担当、降ろされたからな。お前が来てから、ずっとこんな感じだよ。」
『…ごめんなさい。』
GJ「誰も謝れなんて、言ってないだろ?お前が汚れてるからだよ、分かるか?
“汚れた血”め!!」
そう言って、この人は私に暴力を振る。
はじめはそんな事なかったのに。
GJ「なんか言ってみろよ、この“汚れた血”!!お前のせいだよ、俺が苦労して働いてるのは!」
『ご、めん…なさっ…』
GJ「謝れって言ってねぇよ!!お前のせいで、俺は、俺とお前が生活できる分を稼いでんの!!
分かってる?!」
『…分かって、ま…すッッ!』
GJ「じゃあ、俺に感謝しろよな!!」
『いつ、もっ…感、謝っして、ます…っ!』
こうして、数十分蹴られたり殴られたりして、あの人の気が済むと、
GJ「A、ごめんね。Aを傷付けたい訳じゃないんだ、許してほしい・・・。」
そうやって謝ってきて、私には、許すしか選択肢が残されてない。
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HM(プロフ) - 早く続きが見たいです!頑張ってください! (2018年7月4日 21時) (レス) id: 6126f66cc7 (このIDを非表示/違反報告)
子犬子猫 - そんな過激でもないです。 (2018年3月12日 20時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子犬子猫 | 作成日時:2018年2月19日 20時