完成 ページ40
「はぁっはぁっ、はぁっ…でき…た？」
ビ「今のが完成系なの？」
リ「とんでもねぇ技だな。俺でも見失ったぞ」
ドサ！って音を鳴らして膝から崩れ落ちる。
足がビリビリして立ってられないや
でもあの感じ。
とても懐かしいあの移動。
「はぁ…はぁ…フゥ…はい、、今のが”剃”の完成系です…後はあの感じを忘れないようにもっと訓練しなくては…」
ビ「本当に自分に厳しいわね。とりあえず１回休みなさい、じゃないと体が壊れるわよ」
リ「相当な不可のある技みたいだな。まぁあんなスピードで動くんだ、よく足がもったな」
「そう…ですね。いやぁでも、、できてよかったぁぁ…ダメなのかと思ってました…」
ビ「あら。あなたでもそんな弱音を吐くことがあるなんてね」
「ふふ！私だって人間ですよ？弱音くらいでますって。」
リ「イメージねぇな。ツナなら分かるが」
またそんな事言って。
ツナの良さなさら誰よりもリボーン君が分かってるクセに(笑)
最初は不思議に思ったけどこの子には何か隠されてるって分かってから余り詮索しないようにしてる。
私だって隠し事あるしね。
「そんな事言わないの。はぁー。ねぇ、リボーン君」
リ「なんだ？」
「ツナの事、よろしくね？」
リ「？？」
あ、ビアンキさんまで首を傾げた(笑)
「はは。私はさ、ツナの事可愛いって思うし守ってあげられるけどさ」
ビ「凄いブラコンなのは見ててわかってるわ」
「うっ。でも、可愛いだけが先走りすぎてあの子を成長させてあげられないの。」
リ「…」
リボーン君に出会ってからツナはすごく変わった。
臆病でチワワにすらビビって腰抜かしちゃうようなあの子が、今では友達に囲まれてあの不良全開の獄寺とも仲良くできてる。
いい方向に変わってきてるって見ていてとても嬉しい。
「ツナは強くなる。私よりももっともっと…ただ優しいまま強くなって欲しいなぁ」
リ「ニッ))当たり前だぞ。俺が指導してんだからな。」
ビ「よかったわねリボーン。ブラコンな姉からマフィアになる事がOKでて」
「それとこれとは話が別です。」
とんでもない爆弾落とすじゃない、ビアンキさん！！
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作者名：paru | 作成日時：2023年2月1日 14時
