疑問 ページ27
ディ「(キスしたいって言ったのは俺なんだけど。緊張するなぁぁ)よし、じゃぁいくぞ？」
「はいはい」
初めてのAとのキス。
頬を包んで持ち上げたけど、顔小さいなぁ。
ーチュッー
「ん…」
ディ「(柔らかいな…)チュ…チュ…」
「ふ…ん…ﾊｧ…チュ…」
ディ「(A、Aっ)〜〜っ。。ふぅ…A」
「ﾊ…なによ？」
ディ「愛してる。無事でよかった…」
本当はまだもっとキスしたいんだけどな。
これ以上続ければ怒られそうだ。
だから優しく抱きしめてAの首に顔を埋める。
嫌がられないのはまだ調子がよくないって事なのか？
それとも…
「心配かけて悪かったわ。」
ディ「生きていてくれてるんだ、気にするな。」
「そう…」
それだけ言って静かに体を預けてくるA。
やっぱりまだ辛いんだよな？
寝かせておいた方がよさそうだ。
「スゥ…スゥ…」
ディ「A？寝ちまったのか？」
顔を覗き込めばだいぶマシになった顔色でグッタリしてる。
ちゃんと生きてるんだな。体温も戻ってる。
「ﾂﾂ…))スゥー…スゥー」
ディ「無理させて悪かったA。今はゆっくり休んでいてくれ」
「チュ))…ん」
眠ってるAにもう一度唇を合わせてみた。
小さく声を漏らして頭を俺の胸に預けてくるから可愛くてしょうがないな。
にしてもAの中から取り除かれたこれはなんなんだ？
赤い薔薇のブローチなんて何でこんなもんか体内にあったのか。
ディ「一応きれいに洗浄して受け取ったけど…飲み込んだにしてもおかしいサイズだしな？」
コイツに関しては医者側も首を傾げてる。
これはありえないからな。
ディ「Aは見覚えある物なのか？起きたら聞いてみるしかないよな」
あのサカズキって奴の事も。
俺はAを知らなすぎだ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：paru | 作成日時：2023年2月1日 14時
