運命 ページ3
家「A〜ほらほらおいで！」
マ「まぁ！もう歩けるの？本当にAちゃんはお利口ね！」
「うっ…ママ」
現在。
あのお別れから私は新しい命を手に入れた。
でもその時の記憶は朧気だ。
眠っている私に誰かが話しかけてきてた。
そのくらいの認識
でも…とても大事な人だったように思う。
なぜかって？
突然思い出してきた記憶の中で1番強く湧いてきた気持ちが”この人の為になりたい”だったから
とても尊敬していた。
そして最近ではよく、男の人の声で頭の中に再生される言葉がある。
『悪は許すな。やるなら徹底的にだ』
徹底的に。
なぜか私はこの言葉を深く信じてやまない。
だから私は記憶のはしに流れた”海軍”ってとこに行こうと思う。
そこに記憶の中の人もいる気がするから…
―――
ー数年後ー
弟が生まれた。四つ下の男の子だ
可愛いなぁ、この子は私が守るんだ！
そしてここにはどうも私が探している海軍っていうのはないらしい。
それを知った時はすごくショックだったけど、代わりに警察官があるみたい。
悪を根絶やせるならば私は将来警察官になろうと思う。
あの人の言う通り、やるなら徹底的に。
「パパ、どこにいくの？」
家「ん〜？まだ内緒だ♪」
「？？」
今は今世での父・沢田家光に手を繋がれて会わせたい人がいるって事でついていっているところ。
会わせたい人って誰なんだろ
家「お！いたぞA、あの子だ！」
「？男の子？」
それと黒服の大人達。
男の子は1人で親が見当たらない
なんなんだろあの子？
家「ディーノ君待たせて悪かったな」
ディ「いえ、、俺はいいんですが…」
家「そうか？そうそう、こっちが俺の娘のAだ。ほらA、挨拶」
「初めまして。沢田Aです」
ディ「っ！あ、えと…よろしく///」
家「(お？中々いい反応だな)A、この子はディーノ君だ。」
「ディーノ君ね。なんで私と会わせたいなんて言ったの？」
家「それはなぁ〜？」
なんだろ、ニヤニヤしちゃって
気味悪い
家「Aの将来の旦那さんに、ディーノ君を選んだんだ！」
「…は？」
ディ「よろしくAちゃん」
まって、どういう事？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：paru | 作成日時：2023年2月1日 14時
