paralyze4 (ページ3)

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____数時間後、ドアが開いて医師が出てきた。

　

「っ、先生、Aは、、」

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……Aは、一時はかなり危ない状態やったらしい。

やけどなんとか持ちこたえて、手術は無事に終わり、明日には少しずつ意識も戻ってくるみたいや。

その言葉を聞いて、張り詰めとった空気が緩んで、やっと本当に息ができたような気がした、、、。

　

ラ「っ、、良かった、、、っ、

、本当に、、良かった、、、、」

医「後ほど入院の説明などありますので。」

「ありがとうございました、！」

　

先生に頭を下げると力が抜けて、ライキと2人してドスッ、と椅子にへたりこんで壁にもたれた。

ラ「良かった、、、っ、俺、っ、Aちゃんになんかあったら、、、どうしようかって、、、、」

「お前がすぐに救急車呼んでくれたお陰や。お前が居ってくれて、ほんま良かった。」

ラ「怖かったっす、、、、ほんとに、、このままもし、、、って、、」

「大丈夫や。あいつしぶといねん。笑
どんなんなっても必死に生きてきたから、強いんや、、。」

　

良かった、、、ほんまに。ほんまに良かった、、、。
Aが無事で、、、生きとってくれるだけで、俺はこんなにも救われるような気持ちになるんや……

　

　

　