paralyze (ページ34)

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ご飯を食べて帰って、崇裕は自分の必要なものを運び出したり、あたしに家の中のものの説明をまたいろいろしてくれた。荷物も一緒に片付けてくれた。

もう帰っちゃうのかな、やっぱりちょっと心細いな…。って、ダメだ、これからは誰にも頼らないで1人でちゃんと生きて行くんだ。

　

『ありがとう！色々買えたし、楽しかったし！』

「…悪かったな、」

『？？え？楽しかったよ、？』

「……焦らせるようなこと言うて悪かった。
仕事、なんでもええわけとちゃうし、、ちゃんと自分のやりたいこと考えて探しや。」

『あ、、、うん、ありがとう、』

「それと…。、あんたの好きな奴のこと、いろいろと言うて悪かった。
あんたの気持ちは否定するつもりはないし、きちんと自分の気持ち、整理しや。それとまだ危ないかもしれんから、もうしばらくは出歩かんほうがええわ。買い物は付き添うから、」

『えっ、、、
どうしたの急に、…なんか、優しいじゃん、』

「…無理しとったやろ、
……わざと明るくしとらんでええから。」

『、っ、、、そんなこと、、』

　

　

　