今日:10 hit、昨日:14 hit、合計:19,323 hit
小｜中｜大
・ ページ29
知らなかったとはいえ、正直申し訳なかった。
事務所に連れていかれれば、病院に置いてあったはずの荷物が部屋に置かれてて、聞けば、ここに住んでもらいたいと言う。
それでさっき、先生が様子を見に来ていたんだなと理解する。
おまけに涙を流していたから、前触れもなく旅立って行った俺に相当ショックを受けてるんだろうな。
あの日から24時間365日、いつでも俺に付き添えるように、何もかもを犠牲にしてくれた先生。
おかげであんなに禿げちゃって、相当なストレスがかかってたと思う。
それなのに見捨てずに可愛がってくれて。
離れる理由が見つからないよね。
だから俺は復讐と共に、先生への恩返しも必ず成功させようと心に誓った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年8月27日 3時
