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それからもいろいろな人がAの見舞いにやって来た。
託児所のママさんと子供たち、学校の先生たち。
ちなみに高校は殺人事件があったため休校になったらしい。
子供「Aお姉ちゃん、いつ戻ってくるの?」
A「わかんない」
沖矢「怪我が完治するまでは入院だそうですよ」
A「だって、みんな」
子供たちに質問攻めされて困ってると沖矢が助けてくれる。
それだけでなく、沖矢がいればAも怯えなくてすむのだ。
子供「いつ治るのー?」
A「えっと……?」
沖矢に視線を送るA。
沖矢「1ヶ月弱かかるそうです」
Aの怪我は骨折まではいってないものの、色々な場所に傷があり、治りが遅いらしい。
A「まだみんなとは一緒に遊べないみたい…。ごめんね」
子供「Aお姉ちゃんのこといつまでもまってる!」
A「ありがとう(ニコッ」
ママさん「体に気をつけるんだよ、無理はしないこと」
A「はい、ありがとうございます」
子供たちが帰っていく。
沖矢「小さい子供も怖いようですね」
A「怖いよ、そりゃ……知らない人だもん」
沖矢「前はあの子供たちと過ごしていたそうですよ」
A「本当に申し訳ない……」
沖矢「なぜ?」
A「むこうは私のこと知ってて、私は誰ひとりとわからない。きっと、子供たちは私が記憶喪失だってこと聞いてもどんなものかはわからないんだろうな…」
沖矢「むやみやたらに色々聞かれて嫌なことを思い出すよりはマシかと」
A「あー、確かに」
その言葉に少しだけ元気をもらったAは睡魔に耐えられず眠ることにした。
きっと、薬の副作用だろう。
Aが寝たのを確認して沖矢は廊下に出る。
するとそこで託児所のママさんと高校の先生たちが話しているのがみえた。
深刻そうな顔をしているのが見て取れる。
沖矢はその人たちの元へいくことにした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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剣城萌江(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます! (2020年8月7日 22時) (レス) id: 9aee53a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - はちゃめちゃに面白かったです、、! (2020年8月7日 22時) (レス) id: bd20f305fa (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 面白かったです!! (2018年1月30日 23時) (レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 夢羽さん» コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノそう言っていただけてとても嬉しいです(涙) (2017年2月21日 19時) (レス) id: 7ee6bd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 - 完結おめでとう!とてもおもしろカッターデス! (2017年2月19日 8時) (レス) id: d3a97d98d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城萌江 | 作成日時:2016年4月18日 17時