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「本当に、よくご存知ですね」 ページ16
桔梗はそう言って微笑む。
でも――
(目が、笑ってない？)
――怖い目をしてた。
あたしが白蘭に気に入られてるから、かな？
そう思ってたけど違った。
よく見れば彼の視線は、あたしじゃなくてその後ろに向いている。
「……ザクロ、退室するなら理由を言いなさい」
「っ！ は、腹が痛くて」
「……あたしと仲良くなれる気がしない、とかじゃないのよね？」
あたしがそう声だけかけると後ろで息を呑む音。
なるほど、どうやらそっちが本音みたい。
「初めましてなのに……」
「だぁっ！ 俺はガキのお守りは苦手なんだよ！」
「お守りされるような年齢じゃないもん！ 前世が終わった時点では高校生だったし！」
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空芽 凪(プロフ) - ★スプーギーブーギー♪さん» ありがとうございます！頑張りますね^ ^ (2015年4月11日 15時) (
レス) id: c3c3483510 (このIDを非表示/違反報告)
★スプーギーブーギー♪(プロフ) - とても面白いです！！更新頑張って下さい！！ (2015年4月11日 13時) (携帯から) (レス) id: 0eb70d685c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空芽 凪 | 作者ホームページ：http://m-pe.tv/u/?arcobaleno07
作成日時：2013年9月26日 11時
