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『それにしても最近学校大変じゃないですか？レポート地獄に突入したってしゃけから聞きましたよ』
「………まぁな」
うん？スマイルさん、いますごく険しい顔しなかった？
やたらと目を合わせなくなった彼はどこか居心地が悪そうに身を捩っていた。
大学のこと聞かれたくないのかな？でも別に、大学では普通に過ごしてたってお兄ちゃんは言ってたけど。
……気になるな。もう少しだけ探ってみよう。
『やっぱり大学とバイトの両立って大変なんですか？最近ちょっと元気なさそうですし……』
「ま、シャークんよりは元気ないかもな」
『……？』
お兄ちゃんより？なんでわざわざお兄ちゃんと比べるんだろう。私の頭の中にはひたすらはてなマークが浮かびだした。
お兄ちゃんよりもたくさん授業を取ってるってことかな？いや、でも1年生は必修以外に取れる授業が限られてるって言ってたような。
落ち着きなく指で机をトントンと叩き始めたスマイルさん。わざとこちらを見ないようにしているのか、いつも以上に何を考えているのかが分からなかった。
すると、ちょうどタイミングを見計らったかのように注文したドリンクが運ばれてきた。
ふわりと香るコーヒーとミルクに少しだけ心が和らぐ。スマイルさんの方からは紅茶の爽やかな香りが漂ってきた。
「……カフェラテ好きなの？」
『うーん、前はそこまでだったんですけどスマイルさんのカフェで頼むようになってからなんとなくハマっちゃって』
「そう」
やっぱりなんか素っ気ないんだよなぁ。気のせいじゃないと思うんだけど。
ざわつく心を沈めるためにもカフェラテを一口飲み込んだ。まろやかだけどちょっとだけほろ苦くて美味しい。けどやっぱりブックカフェの味に慣れすぎちゃって、何かが物足りない。
ちらりとスマイルさんの様子を伺えば、カップを置いた彼とちょうど目が合ってしまった。それに合わせて私の顔は操られたみたいに明後日の方向を向く。
……あぁもう、どうしてこんな態度取っちゃうんだろう。
2人でいるのにあからさまに目を逸らすだなんて、失礼なのは分かってる。それでもなぜか怖くて目が合わせられないのだ。
もしスマイルさんに真っ向から拒否されたらどうしよう、って。
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ふわぴ(プロフ) - うわ〜っ！ありがとうございます！！私もしらたま。さんの作品はこっそり読んでいて大好きな作者さんだったのでコメントまでいただけてめちゃくちゃ驚いてます…！うれしい😭😭こちらこそ最後まで読んでくださってありがとうございました!! (3月11日 0時) (
レス) id: 159c9c50ae (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - 美月さん» わ！嬉しいお言葉ありがとうございます💖こちらこそ、数多の作品で溢れている中この作品を見つけて下さりありがとうございました…！見つけてもらえてとっても嬉しかったです🥰 (3月11日 0時) (レス) id: 159c9c50ae (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - ふりかけ。さん» ありがとうございます〜!!長編を書くのに慣れてなくて関係性の作り方等おかしくないかな…とちょっぴり不安だったのですが、気に入ってもらえて頑張った甲斐がありました😭✨ (3月11日 0時) (レス) id: 159c9c50ae (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - Larimerさん» コメントありがとうございます！smさんとの会話はできるだけリアル感が出るよう考えて書いてたので褒めていただけて嬉しいです…！完結までお付き合いいただきありがとうございました💕 (3月11日 0時) (レス) id: 159c9c50ae (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - 初めまして、初コメ失礼します！完結おめでとうございます✨密かにずっと読ませて頂いておりましたが、とても面白かったです。いつも投稿楽しみにしてたので終わってしまうのが勿体ないくらいです笑 素敵な作品をありがとうございました！ (3月7日 8時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわぴ
| 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2024年1月20日 20時
