139.5話、スキ魔(ﾅﾚｰｼｮﾝ仕様) ページ14
満開の桜の木の隅で隠れている、兄であるブラッドの傍に近付いていく一人の教師
｢わざわざ会いに来たなら、頑張ったの褒めてあげたらいいのに〜｣
｢…よく言いますねダリ先生…それはあんたの役目だろ｣
｢Aさんはけど本当はキミに褒めて貰いたいと思うけどな〜
ほらよく頑張ってたよーレア食材も多かったし、途中までは一位だったしね
ずっと見ていたんでしょう本当は‥ねっブラッドくん｣
｢………ダリ先生のその嫌味なほどの笑顔昔から嫌いでしたよ。胡散臭い｣
｢僕はお気に入りだったんですよブラッドくんの事。ほらキミ皆に何考えてるか分からないってミステリアスに思われてて、けど昔から…
僕の 掌の上で踊ってくれるから、ほんと愉しくて愉しくて〜｣
｢‥‥‥｣
イラッとしたブラッドが睨むと
｢今回本当はAさんの心を堕として、収穫祭中に悪周期を発生、
そして暴走させウンディーネの名前を知らしめる為だったんですよね？だからAさんの特訓にキミは今回深く関わらなかった…｣
｢‥‥‥｣
図星だったのか黙っているブラッドに近付くダリ
｢本当に、 ざ〜んねんでしたーっ
いやー態々Aさんにストレス与える為に監視はするくせに無視するなんて
Aさんは元々能力のせいで他の目を気にするとこがあると思ってましたが妹に酷いことするんですね｣
｢あんたも講師助手とか言いながら全然顔も出さない。同じ事してただろうが｣
｢最後特訓行きましたよ。キミは用事あるとかで２、３日前から来てなかったみたいですけど。
荒療治ですが偶々キミが昔していた特訓と似てたらしくて記憶が戻ってしまって、
キミがAさんに今までしてきたことまで思い出してしまったみたいですが、それが兄と言うトラウマが憧れでもあったことを思い出して暴走は無く収穫祭を終えれた。立派ではないですか？｣
｢ﾊｯ どうせそれもあんたの思惑通りなんだろ。もういい…講師は降りるぞ｣
｢…えっ‥‥‥ﾊﾊﾊブラッドくんキミは、クビですよクビ
顔だすだけで特訓しなかったんですから
これからは優しい兄として接したらどうですか？本当は好きなくせにー｣
｢‥‥‥ﾁｯ あんたのそういう見透かした所嫌いでしたよ。昔も今も…｣
それはそれはと笑顔のダリにブラッドは帰って行った
｢今回も僕の勝ちだったなー。いいお酒飲めるぞー｣
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ライ - 最高ですお名前なんてゆうんですか？ (11月20日 18時) (
レス) id: 3472106834 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - 好きです。最高です。こんな最高な作品ありがとうございます😭 とても楽しく、ドキドキしながら読めました。ありがとうございました😭 (5月28日 13時) (レス) @page37 id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 本当に最高でした！！こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2023年1月13日 18時) (レス) @page37 id: a8249ea38c (このIDを非表示/違反報告)
千歳 - しゅき..._(┐「ε:)_ (2022年5月10日 22時) (レス) @page37 id: f02eee6231 (このIDを非表示/違反報告)
ろろ - 今更ながら、この作品を見つけて一気見してしまうほど面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) id: 095d2abf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年3月15日 4時
