レベル５０(石上side) ページ2
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最近僕には思うことがある
会長は多分A先輩の事を好いていると言うこと
そして‥‥‥
「‥‥んー……」
分かりやす過ぎる程に会長は悩んでいる。
そのせいで今も唸りながら会長は議事録を見ている
会長の作業をしている風ではあるが見ている議事録が上下逆さまに持ってる為、明らかに生徒会の仕事どころじゃなさそうだな
仕方ない会長には日頃からお世話になってるし‥‥ここは僕が一肌脱ぐか
「会長…今良いですか？」
「…ん？ ど、どうかしたか！？」
「最近生徒会の議事録とかのまとめ大変じゃないですか？
ファイルの量も増えてますし
前は確かに四宮先輩や藤原先輩とこ四人でしてましたけど
会計監査も一応つけたことですし、文化祭も始まりますし、書類とか綺麗に整理してくれそうな庶務とか必要じゃないですか！？」
「ああ…確かにな。 だが大仏には断られたからなー」
「‥‥‥いや別に大仏じゃなくても…」
「なんだ良い人材でもいるのか？」
会長は不思議そうな顔を僕に向けた
意外に演技派なのか、それとも誘うことに緊張してるとかなんだろうか
「いやいるじゃないですか。適任が近くに」
「え？」
はぁぁ…やれやれ
僕から言わなきゃダメか
「A先輩…」
「っ!!‥‥‥」
僕が先輩の名前を言っただけで会長は動揺してﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ―… と議事録の紙を床に落とした
「なにやってるんですかー気をつけて下さい」
「ああ…悪いな‥‥」
「A先輩なら適任じゃないですか！？
生徒会の皆知ってるし、まぁマイペースですけど逆に庶務とか雑用的なことってマイペースな人の方が向いてそうですし
それに先輩は人見知り治したいみたいだし生徒会に入ってれば嫌でも会話するでしょうし」
議事録の紙を拾いながら会長に話すと
「‥‥石上はいいのか？」
「僕！？」
「‥辛くないか？」
なんでそんな事聞くんだろう
A先輩は寧ろあの口調のおかげか落ち着く方なんだけど
もしかしてツッコミ所多い人だから僕が疲れると気づかってくれてるのか？
ほんと優しい人だな‥‥‥
「ﾊﾊﾊ。寧ろA先輩生徒会一員とか楽しみっすよ」
「‥‥そうか…」
「なんなら僕から誘っときましょうか？」
「いや俺から言っておく。流石にな…」
「ですねﾊﾊｯ」
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ゆか(プロフ) - うぅ、白銀君かっこいい、めっちゃこのお話好きです！ (2020年12月3日 9時) (
レス) id: a6c1c4f480 (このIDを非表示/違反報告)
aira(プロフ) - 広報のお話大好きで何回もリピってたのでかぐや様の作品嬉しいです！！更新頑張ってください！ (2020年9月19日 0時) (レス) id: 2e236b2980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年7月4日 1時
