３３わ ページ40
サブノックくんの言葉で魔王師団にいた皆がこっちを振り向いた
ウンディーネ家は悪魔の異端者
魔王を溺愛しているこの人達には私の家系は嫌だろうと思い
『……あの気にしないで下さい。その入団はしないので…』
そう言って出ようとすると
｢ウンディーネ家と今言いましたかな!?｣
｢凄い！｣
｢是非とも入団を!｣
私は思いがけない言葉を貰い固まった
『あの…私ウンディーネ家の者ですよ…!?ここにいたら迷惑じゃ』
そう言うと「何故です？」と皆ポカーンとした顔をしていた
『だって私は異端者のレッテルをはられたウンディーネ家…』
そう…利用して捨てる。
そうするしかないんだこの能力は
だから…
「それは甘い情報ですね。
ウンディーネ家は確かに異端者と言われていましたが、ある文献では魔王の参謀の一人だったとも云われています。
そして反対する皆に魔王は言ったのです
"異端でなければならない魔王の側に、異端者を手元に置いてこそ魔王だろう"と!!
"魔王はそんな事に臆する事はない、全ての頂点に立つそれが魔王"だと。素晴らしい考えです」
「ああ魔王らしい！」
盛り上がる魔王師団の人達
「うぬ。なら級友が入れば我が魔王師団は完璧な魔王師団になる！己が魔王になるからな！」
そう言ってニカッと笑ったサブノックくんにドキッ…とした
『‥‥嬉しい…。けどそれを聞いたら余計入れません
私は不純な気持ちで来ましたから。だからすみません…』
私が頭を下げると残念がってくれた先輩方は、また気軽に見に来てと言ってくれ、私は魔王師団をあとにした
『魔王師団の人達優しかったなー…』
出会えて良かった。けどもう能力のことでいじけるのは止めにしよう
ただ魔王の文献みても能力は上がらないし…そうなるとどこがいいのか…
私の能力的に戦略を立てる系強めるなら遊戯師団かなぁっと歩いていると
｢マジか！ヤベぇ」
聞き覚えのある声がしてそっちを見ると笑顔で遊戯師団の女の先輩と話すリードくんがいた
『‥‥‥』
私とは最近話しても目そらすくせに、先輩とは笑顔で話すんだ…と思うと胸の中がモヤ…とする
『‥‥ふんっ。デレデレしちゃって…』
「誰が!?」
『誰ってリー… !?ってジャズ!』
リードくんを見てムカッとしてたらいつの間にか真横にいたジャズがニヤニヤしながらこっちを見ていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 377人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃんこ - うわあああリードくんかわいい…！ (7月17日 16時) (
レス) @page1 id: 412823dfb0 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - リードくんがかわいすぎる、この小説は神だな… (2022年1月27日 18時) (レス) id: 018c1614bc (このIDを非表示/違反報告)
菜乃花(プロフ) - 初見です！カイムカムイでは無いですよ！！！!!!！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2021年6月12日 22時) (レス) id: c102567b5d (このIDを非表示/違反報告)
あす - 神だああああ本当にリードくん可愛いよおお (2020年10月13日 17時) (レス) id: ec699bb08f (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - スミレの花さん» ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです。 (2020年2月8日 2時) (レス) id: a47abd2f8d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年1月8日 23時
