30.委員会(あろまほっとside) ページ32
《あろまほっとside》
あいつが村田と付き合ってたなんて聞いてない。
でも他の3人は知っていたようで....
なんだよ。俺だけかよ....
「で。体育祭当日の仕事を分けていこうと思うんだけど.......」
隣で真剣に話を聞いているようなAを横目に見るが、どこかボーッとしているようにも見えた。
先ほどから俺はPSPを手に持っているが、電源はついていない。
「午前の部のプログラムを配布するのでが2人なんだけどだれかやる人いない？」
ふと視線をあげると委員長と目が合った。
「....あろまほっとやるか？」
「え？」
「そうかそうかっ！！やってくれるかっ！！」
「え。委員長....ちょっと....」
「他は、うーん。じゃあ隣の(人1)よろしくなっ！！」
「え。あ。はい....」
委員長はほぼ強制的に俺とAに仕事を押し付けた。
「見回りのシフトは作ってからクラスに渡しに行くんで。もうやる事ないかな。よっし。今日は終わりー。」
荷物をまとめて教室をで出ようとすると........
「あ。あろまほっとと(人1)はプログラムのホッチキスどめしてってなー。鍵はここに置いとくから。」
「ちょ？委員長っ！？」
委員長はそう言って鍵を置いて出ていってしまった。
「ざけんなよ....あのおっさん。」
「....まあ、早くやっちゃおうよ。」
するとAは椅子に座ってホッチキスを手にとった。
「おう....とっとと終わらせるか。」
「うん。」
無言でやり進め、教室には紙をめくる音とホッチキスをとめる音しかしない。
「....そういえばさ。」
「ん？どうかした？」
「お前、村田と付き合ってるらしいな。」
「え....」
Aは驚いた顔をしてから少し顔を曇らせてから笑顔をみせた。
「そうだよ....秋斗君と付き合ってるんだ。」
そんな顔で言うな。もっとちゃんとした笑顔で笑ってくれ。
そんな事を思っていて気がついたら........
Aを背中から抱きしめていた........
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
次もあろま先生視線でっ！！
31.涙(あろまほっとside)→←29.笑顔(KIKKUN-MK-2side)
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紙粘土(プロフ) - イロドリさん» コメントありがとうございますっ！！読んでいただけて嬉しいです。これからも更新欠かさずにやっていきますのでよろしくお願いします。 (2014年3月5日 16時) (
レス) id: ce060054a6 (このIDを非表示/違反報告)
イロドリ(プロフ) - 初めまして！えおえおのまさかのチューで失神してしまいそうになりました←更新楽しみにしてます！頑張ってください(´∀｀) (2014年3月5日 13時) (レス) id: 7ef1e844a6 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土(プロフ) - ぷよっちさん» コメントありがとうございますっ！！面白いと思っていただけて嬉しいです。これからも更新欠かさずにやっていきますのでよろしくお願いします。 (2014年3月4日 21時) (レス) id: ce060054a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよっち(プロフ) - どうも！面白い小説だなって思ってコメントしました！！更新たのしみにしています、頑張ってください！！ (2014年3月4日 20時) (レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
文. ＠(プロフ) - 紙粘土さん» はすれています、わざわざﾚｽ有り難う御座いました… . (2014年3月4日 16時) (レス) id: 8a3d93f498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙粘土 | 作成日時：2014年3月2日 14時
