29.笑顔(KIKKUN-MK-2side) ページ31
《KIKKUN-MK-2side》
あれから数日たった。
AはFB、えおえお、あろまともあまり関わろうとしなかった。
しかも、最近笑うことが少なくなっているようだ。
どうしてだろう。普通、彼氏が出来たなら笑顔が増えるんじゃないんだろうか？
とりあえず、3人を呼び出して話を聞こう。
昼休みーー
「さて。集まってもらったのは他でもない。Aのことだ。」
「知らねえよ。あんなやつ。」
「そんな、ありょま...あろまイライラしないで。」
「ねえ、この人誰？」
えおえおがあろまを指さした。
「あ。そういえばお前ら初対面か。」
「あろまほっと。1Dで、風紀委員。」
「えおえお。美術部。」
「よっし。話を戻そうか。」
それからここ最近の各自のAとの関わりを聞いた。
「は？あいつ彼氏できたのかよ？」
「え。あろま知らにゃ....なかったの？」
「俺らのクラスでなんか堂々と言ってたよ。」
「俺も屋上で会ってその時に聞いた....」
「俺だけかよ。知らされなかったの。」
そういって、あろまは眉間にしわを寄せた。
「で。最近、Aが笑ってるのを見た人は挙手して。」
するとFBが手をあげた。
「笑ってはいると思う。でも、なんか愛想笑いに見えるんだよね。」
「確かに....」
4人とも黙り込んでしまう。
「....なんか、おかしくないか？」
「うん....」
「何か違和感があるんだよなー。なんかAが隠してる感じがする。」
俺の意見にみんな頷いた。
「1回、話をしたい。」
「Aが話してくれるわけないべや。」
あろまは少しイライラしているように見えた。
「だよなー....しばらく様子を見るか。」
「....あのさ。」
今まで黙っていた、えおえおが急に口を開いた。
「俺、Aの後ろの席だから結構様子見てるんだけど、最近授業を聞かずにボーッと窓の方を見てるんだ。なんか思いつめてるみたいで。出来ることなら早めに手を打ちたい。」
普段口数が少ない彼が自分の意見を述べたので驚いたが今の事態があまり良くないのは事実だ。
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どうなっていくんでしょうか。この作品....((遠い目))
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紙粘土(プロフ) - イロドリさん» コメントありがとうございますっ！！読んでいただけて嬉しいです。これからも更新欠かさずにやっていきますのでよろしくお願いします。 (2014年3月5日 16時) (
レス) id: ce060054a6 (このIDを非表示/違反報告)
イロドリ(プロフ) - 初めまして！えおえおのまさかのチューで失神してしまいそうになりました←更新楽しみにしてます！頑張ってください(´∀｀) (2014年3月5日 13時) (レス) id: 7ef1e844a6 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土(プロフ) - ぷよっちさん» コメントありがとうございますっ！！面白いと思っていただけて嬉しいです。これからも更新欠かさずにやっていきますのでよろしくお願いします。 (2014年3月4日 21時) (レス) id: ce060054a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよっち(プロフ) - どうも！面白い小説だなって思ってコメントしました！！更新たのしみにしています、頑張ってください！！ (2014年3月4日 20時) (レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
文. ＠(プロフ) - 紙粘土さん» はすれています、わざわざﾚｽ有り難う御座いました… . (2014年3月4日 16時) (レス) id: 8a3d93f498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙粘土 | 作成日時：2014年3月2日 14時
