19.キス ページ21
唇が塞がれた......
塞いでいるのは.........？
えおえおの......唇。
唇に触れているものが離れ目の前にえおえおの顔があらわれた。
「...俺先帰るわ。」
えおえおはそう言って美術室を出ていった。
「......今のって」
ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ...ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ...
「あっ！！最終下校時間っ！！」
私は急いで着替えて正門を飛び出した。
すると当然肩に何かが触れた。
「......きゃああああああっ！！」
突然の事に大声をあげてしまった。
「うるっさいっ！！」
「え？」
「ちょっとびっくりさせただけじゃんかー。」
後ろを向くときっくんが立っていた。
「あれ？きっくんどうしたの？」
「生徒会の仕事終わって階段降りてたらAっぽい人が走ってたから待ってたっ！！」
「私じゃない場合は考えなかったの？」
「......あ。忘れてた。」
馬鹿なのかこの人は。
「まあ、Aっ！！一緒に帰ろっ！！」
「あ。うん。」
ていうか、本当に今日はえおえおになんで......キスされたんだろう......。
もうわかんないよー。どうして......
「Aー？聞いてるー？」
「......えっ？」
「はぁー。どったのさ？考え事なんて。」
きっくんにはやっぱりかなわないな。
普段からいち早く私の異変に気付くのも彼な気がする。
馬鹿のように見えて実は鋭いところもあるんだよね.....
きっくんになら、相談してもいいのかな....
「あっ、あのね。相談してもいいかな。」
「えー。いいよーwww」
「友達の話なんだけどね。もしも友達だと思ってた人から急に......キっキスされたらどうしようって相談されて......」
自分の事でなく友達のことにして相談してみた。
「うーん。まあそのキスした友達は友達のことを好きなのかもしれないねー。」
「......それはないと思う。」
「どうして？」
きっくんが突然真顔になって私の顔を覗き込んできた。
「えっと...。いつもあいつは寝てばっかりで何考えてるのか分からないし。」
「その人は良い人？」
「え？うん......」
「その人を恋愛対象に見れる？」
えおえおを恋愛対象に......
どうなんだろう...私は......
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
うーん。やっぱり急☆展☆開
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紙粘土(プロフ) - イロドリさん» コメントありがとうございますっ！！読んでいただけて嬉しいです。これからも更新欠かさずにやっていきますのでよろしくお願いします。 (2014年3月5日 16時) (
レス) id: ce060054a6 (このIDを非表示/違反報告)
イロドリ(プロフ) - 初めまして！えおえおのまさかのチューで失神してしまいそうになりました←更新楽しみにしてます！頑張ってください(´∀｀) (2014年3月5日 13時) (レス) id: 7ef1e844a6 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土(プロフ) - ぷよっちさん» コメントありがとうございますっ！！面白いと思っていただけて嬉しいです。これからも更新欠かさずにやっていきますのでよろしくお願いします。 (2014年3月4日 21時) (レス) id: ce060054a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよっち(プロフ) - どうも！面白い小説だなって思ってコメントしました！！更新たのしみにしています、頑張ってください！！ (2014年3月4日 20時) (レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
文. ＠(プロフ) - 紙粘土さん» はすれています、わざわざﾚｽ有り難う御座いました… . (2014年3月4日 16時) (レス) id: 8a3d93f498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙粘土 | 作成日時：2014年3月2日 14時
