☆☆☆Dearest Panda Girl ４☆☆☆ -Jaejoong-

『我慢』 ページ14

「私と付き合っていると 我慢ばかりしなきゃいけないんでしょ?


私がいなければ

あなたはさっきみたいにのびのびと自由にできるわ。


女の子に囲まれて 肩抱いてデレデレしている方が ジェジュンは幸せなんじゃないの?」



JJ「あっれはぁ ファンサービス。

酔ってて ちょっとやりすぎちゃったのは謝る。ごめん。

Aがいる、って知ってたら あんな事しなかったし。」



「ほらね。だからそういう事。

私がいると ジェジュンは我慢しなきゃいけない。」


JJ「あぁっ!もうっ! どうしてそうなるかなぁっ!」


へそを曲げた私に ジェジュンは次第にイライラモードに入ってゆく。


「…ねえ…ジェジュン。

私 ずっと思ってた。


あなたには 私みたいに ひねくれもので不器用な彼女よりも

優しくよしよしって包みこんでくれる人の方が合ってると思うわ。


素直に大好きって言ってくれて

あなたの胸に 飛び込める


…結衣さん…みたいに かわいらしい子。


私 全然気付けなかった。

彼女…あなたの事 好きだったのね。


悪い事しちゃった…。」



JJ「ヌナ、それは誤解!!

いい?話聞いて。あれは…」


「いいの。ジェジュン。私が悪いの。

私じゃ寂しい思いをさせてしまう。

だから…もういいの。」


JJ「Aっ!聞けって!」


私は黙って 首を振った。


言い訳は もう 要らなかった。


二人が消えた時に

私はどこかで 「ああ やっぱり…」って思ったんだ。

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