☆☆☆Dearest Panda Girl ４☆☆☆ -Jaejoong-

ヨボセヨ ページ11

RRRRRR… RRRRRR…

「う・・・ん・・・?」


朦朧とする意識の中。

電話が鳴っている事に ようやく気付いた。


ここ・・・どこだっけ?


テーブルの上に 散らかったブランデーのグラス。


そうだった。私・・・部屋移ったんだ・・・。

一人飲みながら テーブルに突っ伏して寝てた。



「もしもし?」


『ヨボセヨ?

ソンニミ ワ イッスムニダ 』


「・・・はい?」


わっ!や やばいっ。

フロントからの電話だけど

一体 何て言ってるんだろう・・・

困った・・・私 韓国語 全然わからない(泣)


誰か 日本語話せる人 側にいないかな?


慌ててガイドブックを開き

ぼやっとした頭のまま たどたどしい韓国語で伝えようとした。


「イ・・・イルボノ イ・・・ヤギ・・・ハル」


『あの…新井Aさんですか?』


「えっ…?は…はい。そうですけど…」


よかった、通じたみたい。

電話から聞こえた 日本語、自分の名前に 安堵した


私が 耳を澄ましていると

電話の声の主は はぁっと溜息をついて 続けた。


『・・・A?俺だよ。』


「えっ・・・?ジェジュ・・・?」


予想外のハスキーな声に 起きた事が信じられなかった。


JJ『そう。ちゃんと・・・話しよう。

これからそっち行くから ドア開けて。


部屋 入れてくれないと

・・・俺困る事になるからね。』


「う・・・っ」

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