第七話 ページ7
みれぃサイド
シオンは彼女の方を振り向いた。けれどすぐに俯いてしまった。
不安定な心のように風にそよぐ緑色のカーテン。優しい木漏れ日が後ろからさしていて、Aはゆっくりとほほ笑んだ。
ただ、シオンはそんなのに目もくれず、罪悪感が残りつつありながらも彼女の傷だらけの体を見ていた。
シ「…すまない、私のせいで」
シオンはそれより後は彼女に喋らなくなった。
貴「全然大丈夫。私のせいだし」
ほとんどそのまま同じ言葉を返されて、余計に耐えられなくなったのか、私服を持ったままシオンは黙って外に出てしまった。
み「大丈夫なの…？その怪我」
貴「怪我は全然だい…けほっ」
何の前触れもなく突然せき込んだ…まさか！
み「手を見せなさい」
貴「嫌だよ…」
渋ってる…やっぱりね
み「シオンに迷惑かけたら…『どうするぷり』」
私も見るのは怖かった。
貴「はぁ…言わないどいてね」
彼女が見せた手には、血がついていた。
勿論約束だし、シオンには言わない。でも…
いつか言うのよ？もう遅いなんてときに聞いたら、きっと忍耐があるシオンでもね…
苦しいんだよ、あんなふりしてても。
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乾パンきゃっと - 次私かな？なかなか更新できずすいません (2016年4月8日 18時) (
レス) id: a111f5c854 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - ヒメルネさん» なるほど (2016年4月3日 22時) (レス) id: bb31c6cdbd (このIDを非表示/違反報告)
ヒメルネ(プロフ) - 梨菜さん» コメントかどっかで書かれてたら荒らされる。そうじゃないならだいじょぶ (2016年4月3日 21時) (レス) id: 8cfa2942fd (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - ヒメルネさん» 何でパスワードが分かるの？ (2016年4月3日 21時) (レス) id: bb31c6cdbd (このIDを非表示/違反報告)
ヒメルネ(プロフ) - 荒らし出現中。小説が消される危険がある (2016年4月3日 19時) (レス) id: febc9c0adb (このIDを非表示/違反報告)
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