俺のヌナなんですけど【SVT】 (ページ13)

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JSside

JS「Aヤ、なに見てるの？」

朝からいつも以上に機嫌が良くて周りにお花を纏って、僕の隣の席に着くなりパソコンの検索エンジンに

肉ランチ近く

と入れて真剣にマウスを動かしているAに声を掛ける。

「ん？あー、今日ねウォヌくんとランチ行くの。それでお肉がいいっていうから探してるんだけどシュアいい所知らない？」

JS「ウォヌと？2人で？」

「アニ〜、ミンギュ付きだよ。この間の呑み会でウォヌくんに迷惑かけちゃったからそれのお詫びでね」

JS「ふーん…その事そこの僕たちをガン見してる奴に言った？」

「…？なんでジョンハナに言うの？」

本当にわからないという顔で首を傾けて僕のことを見てくるAに溜息が出そうになる。

まぁ鈍感なのがAの可愛い所でもあるんだけど。

確かにジョンハナはわかりづらいし奥手だし不器用だし素直じゃないし？

今までだってAに近付いてくる男を尽くジョンハナと僕が切ってきたからAにはこの会社に入ってから彼氏がいたことはないけど、自分はなにも行動に移さないから関係性は入社した時からなにも変わっていない。

ジョンハナからAが好きだとか相談されたりとかは一度もないけど、以前冗談で僕がA貰っていい？って言ったらグーで胸を殴られたから、相当本気なんだろうなと思う。

JS「僕とジョンハナもそのランチ行っていい？」

「いいけど…

…あ！シュア達には奢らないからね？ウォヌくんだけだからね！」

JS「女の子にお金出させるわけないでしょ。ほら早くジョンハナに言っておいで」

わかったーなんて呑気にジョンハナの所に行くA。

ウォヌ、ねぇ…。

これは飛んだ強敵が現れたかも。

ね？ジョンハナ。

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