13話 ページ14
目が覚めると、しのぶさんのお屋敷にいた。
ベッドの上だ。
『不死川さん、、？』
不死川さんもいた。
私の手を握ってすやすやとベッドに突っ伏して寝ている。
「あら、起きましたか？どうです？体調は」
『しのぶさん。わたし、、』
しのぶさんから教えて貰った。私の腕の傷から毒が回っていたこと。微量だったためなんとか抜くことができたが、ずっと魘されていたこと。そして、
「実は、不死川さんもお怪我をされてこちらへ来たんですよ。珍しいですよねえ、お相手は十二鬼月でもなかったのに。」
そんなとき私が汗びっしょりで寝ているもんだからそれはもう心配そうに隣で付き添っていてくれたらしい。
『私、ひどいことしたのに、、』
「ん」
ぎゅっと手に力を入れてしまったからか、不死川さんは起きてしまった。
「！！A、目が覚めたのかァ。そのまま死ぬかとおもったぜ。」
安心した顔を見せた後に手を握ったままなことに気づいたのか振り払おうとしていた。
私はその手を力強く握る。
『不死川さん！！すみませんでした！！！』
『わたし、この前変な夢見て、それであの時咄嗟に、手が出てしまって、あんな酷いことを、、ごめんなさい。でもっ、わたし、不死川さんのこと、大好きです！大好きなんです！！！ごめんなさい』
いま、不死川さんがどんな顔をしているのか怖くて見れない。ぎゅっと目を瞑り、何が来るのか考えた。拳？呆れた言葉？それとも無言？
「夢って、、子供かよォ。」
呆れた声と安堵した声が聞こえたら、その次に温かいのに包まれた。
わたし、いま、不死川さんに、抱きしめられてる、？
『えっ、し、しな、しなっ、、』
「てっきりおれ、嫌われたのかと思ってた。たしかに、ひでェ態度とってたし、嫌われてもむりはねェのかなって思ったァ。そればっか考えてて、ココ最近はずっと、Aのこと、考えてた。」
痛いくらいに強く抱きしめられる。
「ごめんな。」
『な、なんで不死川さんが謝るんですか！私が謝ります！』
「うるせぇ謝らせろ！」
『いーや譲れませんよ！』
「おまえら、イチャつくなよ」
はっと声のするほうを見ると、ボロボロの宇髄さんと3人の女の方が立っていた。
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カカ(プロフ) - narumiさん» ありがとうございます！ハッピーエンドは大好きです、、 (2020年1月4日 1時) (
レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
narumi(プロフ) - すごく面白かったです！ハッピーエンド〜 (2020年1月2日 9時) (レス) id: 8ae7060ebb (このIDを非表示/違反報告)
カカ(プロフ) - じゃがりさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します (2019年12月31日 13時) (レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがり - すごい読みやすいです！！不死川さんかっこいい！更新頑張ってください( ‘-^ )b (2019年12月27日 11時) (レス) id: f9158bf3f2 (このIDを非表示/違反報告)
カカ(プロフ) - 花っち�擦気�» じゃんじゃか展開を進めてしまいます笑しゅきだなんてありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月26日 21時) (レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカ | 作成日時：2019年12月14日 17時
