22話 ページ24
なんで落ちてるの！！どこここ！上下左右が全くわかんない！！
焦ってもいいことは無いのはわかっているのだけども。情報が少なすぎて分からない。
しかしこのままでは床に叩きつけられて死亡するのはめにみえている。どこかにつかまらなければ。
『っどりゃぁぁぁ！！！しにたくない！！！！！！』
壁に刀を突き刺して勢いを何とか殺す。
がががが！っとものすごい音をさせながらも速度が徐々に下がってくれた。
不死川さんとまだ籍を入れていないじゃないか。まだ好きをぜんぶ伝えきれてないじゃないか。私はまだ死ねない。
完全に落下が止まってから、適当な障子をあけて部屋に入った。
『っ！』
そこにはおびただしい数の鬼がいた。
『見た目きもちわるっ』
そこまでは強くない鬼だが、なにしろ数が多い。
厄介だ。
『っはあ、はぁ』
どれだけ倒しても倒しても、倒しても、鬼は増えてゆくばかりで私の体力はだいぶ消耗されてきている。
「A、1番近イ！鬼舞辻無惨ニ！急ゲ！真ッ直グダ！」
隣を飛ぶイチロウくんが叫んでいる。鬼舞辻無惨に、近い？？
一気に足がすくみ、全身の鳥肌がたった。
私ごときに、倒せるわけがない。
行ったが最後。私の命はないだろう。
まだ私は不死川さんに愛してるって言い足りてないし、ぱんけぃきは作ってないし、それに、
『、、何言ってんだ』
背中に鬼殺隊の文字を背負っている以上、逃げるなんて選択肢はあってはならないのだ。
角を曲がった瞬間から感じたことの無い気持ち悪さが前身を包む。ここだ、この奥に、鬼舞辻無惨がいる。直感でわかる。
一歩一歩踏みしめて奥の部屋へと向かう。
もし、もし勝てたなら、首を切れたなら、
不死川さん、褒めてくれるかなあ
『っいざ！！！！！』
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カカ(プロフ) - narumiさん» ありがとうございます！ハッピーエンドは大好きです、、 (2020年1月4日 1時) (
レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
narumi(プロフ) - すごく面白かったです！ハッピーエンド〜 (2020年1月2日 9時) (レス) id: 8ae7060ebb (このIDを非表示/違反報告)
カカ(プロフ) - じゃがりさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します (2019年12月31日 13時) (レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがり - すごい読みやすいです！！不死川さんかっこいい！更新頑張ってください( ‘-^ )b (2019年12月27日 11時) (レス) id: f9158bf3f2 (このIDを非表示/違反報告)
カカ(プロフ) - 花っち�擦気�» じゃんじゃか展開を進めてしまいます笑しゅきだなんてありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月26日 21時) (レス) id: c193d50bb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカ | 作成日時：2019年12月14日 17時
