ペットボトル(BB&MTC) ページ10
−一郎−
「何してるんだ?」
「…フタがあかない…です」
「もうちょっと頑張ってみろ!」
グググ…
「はぁ、ダメだ…」
「諦めるな!もう1度やって見ろ!」
ググッ… パキッ
「っ開いた!!一郎!開いたよ!」
「良くやった!頑張ったな!」
松岡〇造並のファイトで応援してくれた
なんか余計喉乾いた。
心做しか室温が高くなった気がする。
−二郎−
「んんっ、あかない…!」
パキッ
「開いたぞ。よかったな。」
黙って上から手を重ねて開けてくれた。
デキる男
−三郎−
「……」
「ん〜〜!
…だめだ。もう1回…」
数分傍観してたが、痺れを切らし
「はぁ、貸してください。」
パキッ
「おぉ…ありがとう。
三郎意外と力あるんだね!」
「なっ、Aさんよりはありますよ!
というか、それが開けられない方が変です。」
「違う!今日はたまたまコンディションが…」
「じゃあ明日も明後日もコンディション悪いですね〜」
開けてくれたけど馬鹿にされた。
−左馬刻−
「左馬刻、開かない」
「あ?ペットボトル?
A、こんなんも開けらんねぇのか?」
言いながら一瞬で開けてくれたが一向に渡してくれない
「あの、左馬刻さん?」
「このまま俺様が飲ましてやるよ。」
グイッと1口含み、キスをされたと思ったら
冷たい物が流れてきた
「ん?!」
「どーよ?うめぇだろ。」
ニヤっとしながらも涼しい顔で言われた
アダルティ左馬刻…
−銃兎−
「硬った!!?」
一向に開かないペットボトル
もう手がジンジンして来た…
「…力無さすぎじゃないですか?」
「うるさいなぁ…これが硬いの!
いつもは開けれるのに…」
「貸して下さい。」
パキッ
「これで…硬い??」
その後一日中、か弱いAちゃん。
と事ある毎にからかわれた
−理鶯−
「A、開けられないのか?
こういうのは布か何かを被せた上からやると
滑らず開くぞ。」
「え、そうなの?」
言われた通り服の裾を被せてキャップを回すと
パキッ
「理鶯!開いたよ!」
「そうか、小官も役に立てたようで何よりだ。」
Aの周りに輝きが見える
相当嬉しかったのだな。
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作者名:87 | 作成日時:2019年9月3日 5時