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先「今日の日直は…川西とAだな。悪いけど放課後少し残って俺の授業の資料作り手伝ってくれ」
いつもだったらそんな面倒臭いことしたくありません
絶対そう即答しているはずなのに、
今日の日直は川西くんとだから
寧ろ先生に感謝してしまう勢いの自分が、少しだけ怖い。
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帰りのHRが終わって先生の所に行こうとしたところ
拓「…Aさん」
もしかして川西くん
私のこと迎えに来てくれたのかな
「川西くん…！そろそろ先生の所行くよね？」
そう答えれば
拓「…そのことなんやけど、Aさん先に帰ってええから」
「…え…なんで？」
拓「…やって、河野くん待っとんやないん？Aさんのこと」
川西くんの口から純喜の名前が出てくるとは思わず、
私は言葉に詰まる。
「…っ…それとこれとは別だよ。これは日直の仕事だし、川西くんにだけ押し付けて先に帰るなんてことしたくないから」
" そっか "
そう呟いて決まりが悪そうな顔をする川西くん
「…っ…先生きっと待ってると思うから…早く行こっか、」
私は半ば無理やり川西くんを納得させた。
" 先に帰っていいよ "
その言葉が本心だったかどうかは分からないけど、
それが川西くんの優しさの形だったのだと思うと同時に
川西くんの恋愛対象の中に私が居ないことを確認して
何だか突き放されたような悲しい気分がした。
なんて面倒臭い女なんだろう。
当たり前じゃん、私には彼氏が居るのに。
…上手くいくようなことがあってはいけないんだから。
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先「先生だけじゃ片付けられない量なんだ、本当にすまん」
そう言われて先生に指示された仕事は
確かに結構な量があった。
先「…お、すまん電話出てくるな」
先生が準備室を出て行ってから5分
中々電話から帰ってくる気配がない。
その間私と川西くんとの間に流れる沈黙
ホチキスをカチャンとする音だけが響いている。
こういう時って何か話すべきなのかな、
…あ、そう言えば路上ライブはよくやってるの？とか
ギターは独学なの？とか。
なんて、そんなこと聞いたら確実に気持ち悪がられるよね
もっと当たり障りのない話を考えないと。
私は1人、頭の中で川西くんと話す話題について考えを巡らす。
拓「…あのさ」
意外にも先に口を開いたのは川西くんの方だった。
「…ん？」
拓「…Aさんって」
先「わりぃわりぃ、急用入ったからこれ残り2人で出来るか？」
…先生、タイミング
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梓(プロフ) - ひまわりうさぎさん» コメントありがとうございます😭先程歳上純喜との小競り合いのお話をアップさせて頂きました‼️自信は無いですが楽しんでくださると嬉しいです❣️ (2022年1月18日 11時) (
レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
だんご - 面白いです！！ほかのメンバーで浮気や嫉妬のお話が見たいです (2022年1月17日 22時) (レス) id: ff76bfb0d7 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 浮気の話凄く好きです！ (2021年12月9日 23時) (レス) id: 197e9e2b32 (このIDを非表示/違反報告)
フウキ - アイドルの蓮君と同棲してるお話お願いしたいです！ (2021年12月7日 16時) (レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 同い年の彼女が不良に絡まれて怖がってる時瑠姫くんが助けて嫉妬する話が見たいです♡ (2021年11月10日 17時) (レス) id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年10月24日 0時
