拓実 × 休日 ページ14
川西拓実
天気の良い休日
それでもやっぱり貴方はインドア派
元々私はアウトドア派
だけど拓実と一緒に過ごせる
それだけでこんなにも幸せになれるんだから。
・
「…んん」
目が覚めてしまった私
そっとスマホのロック画面を見ればまだ時刻は朝の6時
拓『…なあ…どこ行くん』
ベッドを出ようとした私に
きっとまだ寝ぼけているであろう拓実の腕が伸びてくる。
「…なあに、拓実…トイレ行ってくるだけだから」
私が少し宥めるように言えば
拓『…はよ行って戻ってきて』
なんて言った拓実は
その後布団に潜った。
クマのパジャマを着ている拓実
掛け布団からクマの耳を覗かせているその姿は
いつ見ても、どう考えたって愛おしい。
2人でショッピングをしていた時
拓『なあなあこれ一緒に着ん?』
なんて意外にも可愛らしいクマのパジャマを手に取った拓実
「そうだね、そろそろ寒くなるし…これあったかそう!」
私はそう言ったけど
正直あったかそうとかそんなのどうでもよくて
拓実からお揃いにしようと言ってくれた事実で胸がいっぱい
そんなクマさんがスヤスヤ眠っている
まあ私もクマさんなのだけど、笑
・
「…ふぅ…寒い寒い」
トイレに行くために1度ベッドを出た私の身体は
この朝の寒さによってすっかり冷えきっていた。
布団をめくれば
いきなり拓実に腕を引かれ、私はそのままベッドの中に。
拓『…めっちゃ冷えとるやん』
そう言って拓実は私をギューッと抱き締める。
「…ふふ…あったかい//」
拓実の体温が私に伝わってきて
みるみるうちに私の身体は温かさを取り戻す。
照れ隠しからかクマさんのフードを深く被っている拓実
「拓実、今日は何して過ごす?」
私はそう言って拓実のフードを外した。
拓『…映画見るのもありやな』
まだ少し赤く染まっているその顔
口元に手を当てながら拓実は微笑んだ。
「…いいね、なんの映画見ようか」
拓『…ほらこの前一緒に借りに行った映画まだ見とらんかったやん』
あれ見よや、
そう言って私の頭を撫でる拓実
その手は少しぎこちないけれど
それが拓実の愛情表現って分かっているから
こんな何気ないことでも私は沢山の幸せに満たされる。
拓『…あ、そや』
「…ん〜?」
拓『お散歩もせなあかん…!』
「…はいはい笑」
拓『今日はどこまで行こかな〜』
拓実に抱き締められている私
上を見上げればニコニコしている拓実がいて
ほら、貴方をもっと好きになる
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梓(プロフ) - ひまわりうさぎさん» コメントありがとうございます😭先程歳上純喜との小競り合いのお話をアップさせて頂きました‼️自信は無いですが楽しんでくださると嬉しいです❣️ (2022年1月18日 11時) (レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
だんご - 面白いです!!ほかのメンバーで浮気や嫉妬のお話が見たいです (2022年1月17日 22時) (レス) id: ff76bfb0d7 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 浮気の話凄く好きです! (2021年12月9日 23時) (レス) id: 197e9e2b32 (このIDを非表示/違反報告)
フウキ - アイドルの蓮君と同棲してるお話お願いしたいです! (2021年12月7日 16時) (レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 同い年の彼女が不良に絡まれて怖がってる時瑠姫くんが助けて嫉妬する話が見たいです♡ (2021年11月10日 17時) (レス) id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓 | 作成日時:2021年10月24日 0時