ごめんね、ありがとう,

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『ただいま……』


あの後すぐに結城さんが手続きを済ませて車に戻ってきて

照くんの運転で家に帰ってきた

4人で玄関に入ると、友希ちゃんがお出迎えをしてくれた


友「あ！おかえり！どこ行ってたの？」


『海の近くだよ、久しぶりに会ったから楽しかった』


そう、みんなには、昔の友達とキャンプに行くと言って、病院に行っていたから

……その時亮平くんは仕事で居なかったけどね


どうだった？とワクワクしたように聞いて来た友希ちゃん


『うん、後で話すね、ほら、寒くなってきてるし、風邪ひいたら困るから』

『リビングで待ってて』


分かった！と元気そうに帰っていく友希ちゃん


岩「Aも風邪ひいたら困るし、手洗いうがいして、早くあったかいとこ行きな」


ラ「そうだよ、ほら、行きな行きな」


そう言って、背中を押して洗面台に押し込まれた

……分かってるって、大丈夫だよ

ちゃんと石鹸で手を洗って、うがいもちゃんとして、リビングへ向かった

リビングに行くと遠征でいない蓮くんとそれについて行った康二くん、

仕事の亮平くん以外のみんなが揃っていた


友「あ！きたきた！」


そう言って右手で自分の隣をここに座ってというように叩く友希ちゃん


『分かってるよ、で、何が聞きたい？』


そう言うと、海綺麗だった？誰と行ったの？お土産あるの？

と沢山質問をしてくる友希ちゃん


『海はすごい綺麗だったよ、海の近くのキャンプ場で、海の食べ物が美味しかったし』

『キャンプファイヤーとかして、サウナに入ったり、7人で固まってテントで寝たり楽しかった』


友「えぇ！良いなぁ！！！」


それで誰と行ったの？と聞いてくる友希ちゃん

……どうしよ、一応昔の友達をイメージして言ったけど、今は話題の有名人だしな……


『それは内緒』


そう言うとどこかのあざとい王子みたいにほっぺを膨らませる友希ちゃん


友「そうだ！お土産は？ないの？」


『無いよ、だって観光地に行ったわけじゃないし……』


そう言うと、納得してくれたようで

じゃあ、写真はないの？と聞いてきた


『ごめん、久しぶりで楽しくても全然スマホ触ってなかったんだ』


えぇ……見たかったのに……と不貞腐れる友希ちゃん

そんな姿を見てなのか、照くんが


岩「まぁ、Aも久しぶりで楽しんでたんだから、そう怒んなって」


と、慰め側に回ってくれた

そうすると、翔太くんはもう話に飽きたのか、違う話がしたかったのか

噂の6人組の話を始めた

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