目の届かなかった話【文スト】 (ページ10)

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九話『入社試験』ページ10

Aside

国木田「手帳の頁を消費うからムダ撃ちは厭なんだがな！！

『独歩吟客』！手帳の頁を鉄線銃に変える！」

爆弾魔「なっ…＿＿＿」

太宰「確保っ！」

今みたいにかっこよかったらいいのになぁ……

顔だけじゃなくtゴホンッゴホンッ！！

国木田さんが爆弾魔を蹴飛ばした。

爆弾魔の人可哀想だなぁ……

だって………

トンっ＿＿＿＿

「『ピッ』」

背後から押され、バランスを崩したため、

そこにあった起爆スイッチを押してしまったのだ。

普通あり得ないよね。

『あ』

一同「「「「あ」」」」

『ｧｧｧｧｱｱｱｱｱｱｱｯｯｯｯ!!!!!!!!!!!爆弾、爆弾！！あと５秒！？』

いや、短いっ！！

ま、………私の『咄嗟の判断を見分ける為』なんだろうけど

知ってるよ。皆さん。

こういう時は覆い被されってことでしょ？

太宰「莫迦っ！！」

いや、誰が莫迦だ。包帯イケメン

それで、

国木田「やれやれ、莫迦とは思っていたがこれほどとは……」

太宰「自殺愛好家の才能があるね彼は」

そんな才能いらんよ………

『僕の迫真の演技どうでした国木田さん？』

国木田「流石に焦ったわ！こんな異常者(ｻｲｺﾊﾟｽ)が入社なんてしたらと、胃が痛んで………て、お前まさかこれが試験だと？」

『すいません、途中から気づいてました』

国木田「それを早く云わんかいっ！！」