虎が8匹 ページ9
Aside
A「ハァ…」
ゆい「ど、どうかした?…お姉ちゃん?…」
A「いやぁ…ねえ…」
ゆい「あ、鱗滝さん」
鱗滝「お前達にもう教えることはない」
A/ゆい「「え?」」
A「それってどういう…」
鱗滝「ついてこい」
ゆい「?」
そう言われて連れて来られたのは………
ゆい「大きい岩…」
鱗滝「この岩を斬ることができたら、最終選別へ行くことを許可する」
A/ゆい「「わかりました!!」」
と、言ってもなぁ………
ゆい「全然駄目だっ!」
A「うーん、僕的には、あの感じ、何か新しい技……いや、
呼吸法と言ったほうがいいかな?…
その、呼吸法が関係あるとおもうんだけど…」
?「その通りだ」
ゆい「誰!?」
錆兎「錆兎。鱗滝さんの弟子で、2ヶ月前からここで鍛練している。」
A「はぁ…?それで、錆兎さんは何か知ってるみたいですけど………」
錆兎「錆兎でいい。それで、お前達、全集中の呼吸法は知っているか?」
A/ゆい「「全…集中?」」
錆兎「知らないのか、教えてやる」
うわあ……………
それから毎日ずっと、錆兎と、
真菰「真菰っていうの。片方の子は、私の相手ね」
真菰、そして、
義勇「富岡…義勇…」
義勇と、鍛練をした。
ゆい「お姉ちゃんって、なんの呼吸使ってるんだっけ?…」
A「僕?僕の呼吸は…虎の呼吸…かなぁ?」
ゆい「虎の呼吸?…」
A「うん。なんか、水の呼吸も一応使えるけど、
体に合わないって、言われて……」
ゆい「凄い!我流!?お姉ちゃん凄いね!」
A「oh…」
ゆい「あ、私は雷の呼吸ね!」
鱗滝「ゆい」
ゆい「え!?あ、は、はい!!」
鱗滝「お前は、雷の呼吸の使い手だから、別の育手が預かることになった」
A/ゆい「「え………ええええええ!?」」
ゆい「じゃあ、お姉ちゃんとは…」
A「これでお別れだね」
ゆい「そっか…お姉ちゃん、死なないでね…」
A「まさか、僕が死ぬなんて、ね?ふふっ、
ゆいこそ死んだら駄目だよ?約束ね!」
ゆい「うん!」
さようなら…ゆい。
僕は大丈夫だけど…ゆいは死なないでね?…
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琉亜 - 依存しそうこれからもファイトっす (2023年2月24日 4時) (レス) @page45 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根大好き - 好きです好きです好きです好きです更新頑張ってください! (2020年12月2日 21時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんこっぺ | 作成日時:2020年4月17日 13時