虎が３匹 ページ4
Aside
織田作之助…たしか…
ー太宰『私の、マフィアを辞めるきっかけとなった人だよ』
A「あの、変なこと言うようですけど」
織田「なんだ？」
A「もしかして、太宰さんの知り合いですか？」
織田「！！太宰を、知っているのか？」
A「は、はい！職場の上司でした！ちょっと困った人でしたけど…」
織田「そうか、ということは、『お前も』なのか？」
A「！！まあ、一応…あっ、その前に！ゆい！」
ゆい「あ、だ、大丈夫？お姉ちゃん？…何があっ…あ…」
A「ごめんね！ゆい！父さん、母さん、守れなかった！！もう少し、早く帰ってくればよかった！」
ゆい「そんなことないよっ！お姉ちゃん、私が我儘いったから…」
織田「話しの途中悪いが、俺はそうとは思わん」
ゆい「誰？…この人」
A「織田作之助さん。鬼だけど、父さんと、母さんを守ろうとしてくれた人」
ゆい「鬼？…鬼って…」
織田「俺がもう少し早く来ていれば、こうはならなかっただろう。だが、起こってしまったことを何時までも悔やんでばかりではいられん」
ゆい「織田さん…」
織田「すまんが、場所を移そう。それと、この人達を埋葬しなければならない」
A「あ、は、はい！えーと、」
織田「織田作でいい。そっちのほうが馴染みがある」
A「ああ…」(太宰さんから呼ばれてたあだ名かな？…)
父さん、母さん、僕、ゆいを守るよ。大切な人を守るよ。
もう、失わない為に
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琉亜 - 依存しそうこれからもファイトっす (2023年2月24日 4時) (
レス) @page45 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根大好き - 好きです好きです好きです好きです更新頑張ってください！ (2020年12月2日 21時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱんこっぺ | 作成日時：2020年4月17日 13時
