休日＿inアローラ・アーカラ島 ページ12
『…キバナさん』
「わかってるぜA」
島を移動してアーカラ島。Aとキバナはとある建物の前に立っていた。名前はロイヤルドーム。バトルロイヤルなるシステムのバトルを楽しめる場である。生粋のトレーナーである2人はにこりと微笑むとカメラマンの肩に手を置いた。
「私ですか！？」
『だって4人必要ですもん』
「確かポケモン持ってるよな？」
「ひえ…」
「お、俺もか…」
2人はカメラマンを引き摺りながらロイヤルドームに入っていくのだった。
＿＿＿しばらくして
『んああー…』
「フフッ、楽しかったな？」
『あとちょっとだったのに…』
「「………」」
上機嫌1名、項垂れが1名、死体が2名。最初のAの全体攻撃によりカメラマン2人のポケモンは倒れ、あとはAとキバナの2人試合となっていた。カイリューとジュラルドンの戦いはロイヤルドームにいた観客を沸かせた。キバナのスマホロトムによりLIVE配信されており、しばらく話題となるだろう。
「あー、そういえば次はどこだっけか？」
「ハノハノリゾートです」
「んじゃいくか」
項垂れるAの手を引いてキバナはハノハノリゾートに向かった。
「水着は用意したのでどうぞー」
『「水着！？」』
カメラマンのひとりが差し出した紙袋には水着が入っている。2人はそれを受け取り、互いをちらりと見たあと逃げるように更衣室に駆け込むのであった。
『び、び、ビキニとか…スタイルがいい人に頼んでください…』
「………」
『わぷっ』
パステルブルーのホルターネックの水着はAの雰囲気と良く似合う。なかなかの大きさの膨らみと灘らかな曲線を描く細いくびれを見た瞬間キバナは即座に自分のパーカーを被せた。
「ちょ、キバナさん」
「あれだ、小さな子も見るだろ。教育に悪いぜ」
『教育に悪い！？』
「これはこれで悪いですよ…」
「……」
『ぬ、脱ぎますよ…？』
渋々とキバナはパーカーから手を離す。Aは指先すら出ないパーカーをもそもそと脱いでキバナに手渡した。
一方Aは。
キバナの引き締まった浅黒い身体が気になってしょうがなかった。6つに割れた腹筋なんて目に悪い。パーカーを着せられた瞬間に香る彼の匂いももはや心臓に悪かった。その気持ちを隠しつつ足元を見るとなにやら小さく黒っぽいポケモンがいた。
じっと見つめているとキバナもそれを見つけ一緒にリゾートの話ついでに、そのポケモンについて話したのだった。
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pandora(プロフ) - レインさん» コメント応援共にありがとうございます！ちょっと私の趣味でちまちま入れます…へへ…… (2019年12月26日 1時) (
レス) id: ee0d8bcccc (このIDを非表示/違反報告)
レイン - ものすごいキュンキャンしました！ ときどきエッrrrrロい場面があって余計、なんか、こう、なりました！ ←語彙力は旅に出掛けました。作者様が書くキバナさんが大好きです！ おもしろいです！！がんばってください！ (2019年12月25日 23時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
pandora(プロフ) - らいさん» コメントありがとうございます！全年齢向けなので難しいですが…この作品が完結したあとに作るかもしれないやつが……あるかも…しれませんよ…？ (2019年12月7日 10時) (レス) id: ee0d8bcccc (このIDを非表示/違反報告)
らい - 合鍵！！？？これはもう続きがたのしみです！！ないけど、多分ないけど襲う雰囲気がほしい´∀` (2019年12月7日 0時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
pandora(プロフ) - てあさん» コメントありがとうございます！お言葉とても嬉しいです、最近は更新がかなり、かなり遅れていますがもっと好いていただけるよう努力します！ (2019年12月6日 11時) (レス) id: ee0d8bcccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pandora | 作成日時：2019年11月18日 23時
