計画 ページ32
me side
私は、トルマチへの復讐計画なるものを立てていた。
徹底的に潰さなきゃ。完璧に…。
まずは、情報収集を綿密に。
どんなことが起きてもすぐに対処できるようにしないと。これは基本でしょ。
とりあえず、今のところ決まっているのは
・非戦闘員には攻撃しない。
・軍を潰してから、帝王へ。
と、このくらいだ。
資料室の資料によって、客観的な情報はかなり得られたものの、
実際どうなっているか、とか、内部的な情報が足りない。
やはり、偵察は必要事項だ。
それとハッキング。
スペルビアは、元々そこにいたのもあって入り込むのは簡単だった。
だが、他国へのハッキングは恐らく初めて。
ちょっと不安がある。
とにかく、偵察はしなきゃいけない。
明日の夜にでも偵察に向かおう。
私は、肩がけのカバンに、双眼鏡、地図、資料をまとめたノート、
護身用のナイフを詰め、眠りについた。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー
次の日。
いつも通り過ごして、今日は疲れたからと早めに部屋へと戻り、
インカムを外して、カバンを手に窓から城を出た。
監視カメラの死角をくぐり、国を出る頃には月が真上で輝いていた。
『…ここか。トルマチ帝国。』
トルマチ帝国の外れにある森の木の上からそこを眺める。
時間帯もあって、明かりは少ないが見えないわけでもない。
国の北にある大きな城は、威圧感をかもしだす。
もう少し近くに行って見ることにした。
『…さすがに、警備はしてるよね。』
この森からは、城の外壁の様子がよく見える。
10人くらいの兵士が外壁を警備しているようだ。
…入れなくもない、か。
もう少し高いところに行こうと、木をのぼる。
『…うーん、これが限界か。』
高いところから見下ろしても、せいぜい壁の内側にも警備がいることくらいしかわからなかった。
城はそこまでにして、今度はそこより少し東にある軍の要塞を見に行くことにした。
要塞には、外壁というようなものはなく、
5mほどのフェンスで囲まれているくらいだった。
警備も2、3人と少ない。
要塞自体は三階建てだが広く大きい印象。
さらにはグラウンド(?)も広く、戦車のガレージもあったりなど
普通に充実している。
『なるほど…視覚情報はこれくらい…あとはハッキングか。』
視覚情報をノートに書き込み、少し周囲を観察してから我々国に戻った。
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イデア(プロフ) - わいさん» 確認してきました← sha以降顔文字使っておりません！なので安心して読んでいただけるかと((( (2022年8月28日 23時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - わいさん» わいさんこんにちは！コメントありがとうございます。顔文字使っ…てましたね…！すいません()確かこれ以降の話では使ってなかったと思うので…(未確認)、良かったら読んで行って貰えると嬉しいです、 (2022年8月28日 23時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
わい - ほんとすんません、！顔文字地雷なので描いて欲しかったです (2022年8月28日 23時) (レス) id: 9d9e909624 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - 天斗さん» EENYADE( ･´ｰ･｀)よくあることです(´-ω-｀) (2020年10月20日 22時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
天斗 - に、2回も言ってしまってる……！！すみません……！ (2020年10月20日 22時) (レス) id: d9187ca616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年8月5日 19時
