組手 ページ15
昼食をとり、12:55には新兵全員、訓練所に集合していた。
sya「よし。早速、始めよか！ルール説明やけど、
最初も言ったとおり、今回は武器なし！
首元に手刀を当てたら、そこで死亡扱い、負けな。
それぞれ3本勝負して、終わったらまた違う人と組んで、の繰り返し。
くれぐれも大きい怪我とかしないように。それじゃ、始め！」
開始の合図と共に、組手を始ていく。
『よろしくお願いします。』
兵士「お願いします。」
すぐに、足をひっかけ転ばす。
そして首元に手を…
ﾄﾝｯ
『一本、ですよね。』
兵士はもう一度立ち上がり、
今度は積極的に攻撃を仕掛けてくる。
首元を狙った安直な攻撃。
相手の攻撃を受け止め、引っ張って体勢を崩す。
そして、首に手を当てる。
兵士「っ、」
『俺の勝ちです。ありがとうございました。』
そして次の相手を探す。
…ん？あの人…
『…あの、』
?「ん？ああ。俺と組手してくれんの？」
一般兵と同じ戦闘服に身をつつみ、帽子を深く被る彼は、他とは違う感じがした。
恐らく、一般兵ではない。
ただ、幹部クラスの人は写真でしか見てないため、声だけで誰なのか当てるのは難しい。
?「ぅし、早速やろか。」
『え、はい。お願いします。』
すると、もの凄い速さの蹴りが飛んでくる。
『…っ！』
腕で防ぐ。
?「…へぇ。」
休む間もなく攻撃を仕掛けられる。
それを私は全て避けるか、受け止めるかしてかわしている。
この攻撃の仕方…多分、暗殺者のゾムさんだろう。
頭の回転の速さ、それに伴う行動力、全て素晴らしい。
…が、弱点がないわけじゃない。
避けるのをやめ、ゾムさんに向かってタックルをする。
zm「ぅぉ…!?」
やはり、予測してない至近距離からの攻撃には弱い。
そのまま手で首を掴み、押し倒す。
『……もう少し手加減してくださいよ…ゾムさん。』
zm「…！気づいとったん？」
『ほぼ、勘ですけど…』
ははは、と苦笑いをして、ゾムさんを起き上がらせる。
ふと周囲に目を向けると、兵士達は組手をやめ、こちらに目線を向けていた。
すると、シャオロンさんが近づいてきて声をかけてきた。
sya「やっぱ、君、凄いなぁ！」
シャオロンさんがそう言うと、兵士達が拍手をする。
『あ、ど、どうも…』
zm「これ三本勝負やろ？続きやろうや！」
『いや、降参するんで許してください。』
すると、シャオロンさんが手を鳴らし、
sya「わり！急用できたから訓練はここまで！
夕食まで各自自由に過ごしてええから。解散！」
と言って、シャオロンさんはゾムさんと訓練所を出た。
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イデア(プロフ) - わいさん» 確認してきました← sha以降顔文字使っておりません！なので安心して読んでいただけるかと((( (2022年8月28日 23時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - わいさん» わいさんこんにちは！コメントありがとうございます。顔文字使っ…てましたね…！すいません()確かこれ以降の話では使ってなかったと思うので…(未確認)、良かったら読んで行って貰えると嬉しいです、 (2022年8月28日 23時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
わい - ほんとすんません、！顔文字地雷なので描いて欲しかったです (2022年8月28日 23時) (レス) id: 9d9e909624 (このIDを非表示/違反報告)
イデア(プロフ) - 天斗さん» EENYADE( ･´ｰ･｀)よくあることです(´-ω-｀) (2020年10月20日 22時) (レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
天斗 - に、2回も言ってしまってる……！！すみません……！ (2020年10月20日 22時) (レス) id: d9187ca616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2019年8月5日 19時
