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「お兄様、お邪魔します。」
突然、Aがレギュラスの部屋にやってきた。ソファに座って本を読んでいたレギュラスはとても驚いた。
なにしろ、妹が自分の部屋に来たのは４、５回目ぐらいなのだ。(大抵はレギュラスが妹の部屋に行く。)
Aは後ろからレギュラスに抱きついて、不安そうな声を出した。
「変ね、家にお母様たちが居ないというだけで、とても寂しいのよ。家がとても広くなった気がするわ。」
「…今日はフリント家の結婚式、でしたっけ？」
「そうなのよ。あぁぁ、私も行きたかったわ。」
「赤の他人の結婚式に？」
「えぇ。私と同い年の女の子が招待されてるんですって。」
「なるほど、それでなんですね。」
レギュラスはAの頭を撫でた。Aは目を細めた。
それから、彼女は抱きつくことに飽きたのか、部屋の中を見て回り出した。特に疚しいこともないので、兄は妹をほおって読書を再開だ。
「＿＿レグ。」
ハッと意識を現実に戻すと、Aの顔がすぐ目の前にあった。
「…あ、え、っと、なんですか？」
驚きを声には出さずに、レギュラスは本を脇に置いた。ビックリした…そんなに没頭してたのか。
「お兄様の部屋つまらないわ…。」
そう言うAの放つ雰囲気は、心なしか不機嫌に感じられる。
「つまらないって、失礼ですね。面白さを求められても…。」
と、苦笑するレギュラス。
その様子を見て、Aは衝撃的＿＿少なくともレギュラスにとっては＿＿なことを呟いた。
「シリウスお兄様の部屋を見たときには、グラビア本とか落ちてたんですけど…。」
「あの人と僕を比べたら、それは僕の部屋がつまらなく思えるでしょうけど。…ちょっと待ってください。」
「？」
「あの人の部屋でそういう本を見つけたんですか？」
「はい。内容は見てませんよ？」
「＿＿あの人は、なんで片付けていってくれないんですか！！」
シリウスが家に不在の間もレギュラスの苦労は続いた。
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鈴 - ぱんださん» 喜んでいただいてとても嬉しいです！これが世に言う誉め殺しですね……殺されそうです…。私もぱんださんの感想に顔がにやけてます←。ブライダル夢主、書いていただいて嬉しいです！下書きとても楽しみです…。どきどきわくわく。リンク張らせてもらいますね！ (2016年12月18日 16時) (
レス) id: f2e1a1e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - 鈴さん» 全然構わないですよ！むしろ嬉しいというか(〃ω〃)あんなに素晴らしいお話を書いていただきありがとうございます！終始顔がにやけてました。ついでですが、イラスト詰めにブライダル夢主さん下書きを、申請できしだい貼りますね。画質は下げてぼかしてますけれど…。 (2016年12月18日 15時) (レス) id: 06712e903e (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - ぱんださん» 再びすみません…。後書きにて〈兄と私〉、〈レギュラス・ブラックの走馬灯〉を宣伝したいのでリンク張っても宜しいでしょうか？なんか私の感想混じった宣伝になりそうですが宜しいでしょうか……？ (2016年12月18日 15時) (レス) id: f2e1a1e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！CSSは、被ってもしょうがないですよ！趣味が合うということにしておきましょう笑。本当に憧れなんですよ…！私はオリキャラへの愛着が強いので書いて頂けて本当に嬉しいです。ifのアリアちゃん、凄く可愛らしい…。 (2016年12月15日 13時) (レス) id: 93d2b5d1f5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 宣伝もしてくださり更には憧れだなんて言ってもらって凄く舞い上がってますありがとうございます明日にしねます←そしてcss同じだと言うことに気付いた大馬鹿者です。なんかすみません！そしていつ読んでも素晴らしい作品だと思います！ (2016年12月15日 0時) (レス) id: f2e1a1e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/panda513261/
作成日時：2016年8月31日 0時
