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〜黒尾 side〜

A:調理実習でカップケーキ作った
俺:Aが食べないならちょうだい
A:はや



あいや、見張ってたとかそういうわけじゃねえよ?

ただ昼休みに飯食いながらAとのやり取り振り返ってたらたまたまメッセージが来ただけ。

え? やり取り見返してるのがキモい?
うるせー。いいだろ別に。



A:今どこにいるの?
俺:俺がAのとこ行くよ
A:過保護
俺:そーですけどなにか
A:ありがとう待ってる
俺:そのままそっちで弁当食おうかな
A:てつくん目立つからやだ
俺:イケメンで?
A:デカくて
俺:おい



俺は一緒に弁当を食べていた海と夜久にAのところに行くと伝えて席を立った。


隣の棟の1階。2年3組の教室へ。


教室のドアは開いていたから、すぐにAが俺に気づいてくれた。

隣の研磨は一瞬顔を上げて俺を見ては「げっ」みたいな顔してまたスマホに視線を落とす。



俺は目立たないように教室に入ってAの席まで行った。




『はやかったね』

「まぁボク足長いんで」

『はいカップケーキ』

「無視? そんで美味そ!」




Aに差し出されたカップケーキは想像以上のクオリティだった。

なんかチョコチップみたいなの入ってるし
まあるくてちゃんとラッピングされてて




「あんがと!!」

『喜んでもらえてよかった。研磨と同じ班だったから一緒に作ったんだよ』

「へぇ。研磨は食った?」

「食べた。美味しかったよ」

「わー期待大。ありがとなほんと」

『いえいえ』




本当はこのままここにいたいけど3年の俺がいたら周りのみんなが気遣っちゃうのでね。




「じゃ、また後でな」

「ん」

『ばいばい』




(塩な)ふたりに見送られて俺は2年3組の教室を出た。


ちなみにカップケーキ片手にルンルンで教師に戻った俺に対して夜久クンは

「いつまで拗らせてんだ?」
「清野ちゃんからもらったカップケーキ見てニヤニヤすんの結構キモい」
「こいつ主将として大丈夫なのかな海。今からでも交代して」

等々酷い言われようだったけどいいもんね!!!!!

俺は!!!!

Aの手作りカップケーキを食べて!!!!!!
スーパー黒尾鉄朗になって!!!!

午後の授業と部活を乗り切る!!!!!!




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設定タグ:ハイキュー!! , 黒尾鉄朗 , 孤爪研磨   
作品ジャンル:恋愛
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ChachaY - ストーリがもう最高です!!黒尾大好きなのでとっても満足しております!なんか言葉に出来ないほど好きです!これからもがんばってください! (2月10日 19時) (レス) id: f1e76f7be4 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 更新うれしいです!これからも応援しています! (2月6日 3時) (レス) @page29 id: 120d94ae6d (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 初コメ失礼します!夢主ちゃん可愛すぎません!?私得すぎる...これからも愛読させていただきます...!頑張ってください! (2月3日 12時) (レス) @page17 id: ea9d7cae20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハルカ | 作成日時:2024年2月1日 0時

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