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〜貴方 side〜
目を覚ます。キラキラ。眩しい。
朝日と、悟の髪。いつ見ても慣れなくて何度も瞬きをしてしまう。
そんな私がおかしいのか
悟は笑った。
「おはよ」
『……おはよ』
「あは、声カスカス」
水飲みな、と悟はベッドから上体を起こしてペットボトルの水を取ってくれた。
それを受け取って飲んで、悟の体を抱きしめる。
『いつになったら服着るの？』
「えーA俺の裸好きじゃん」
『……好きだけど』
シた後、悟は上裸のままで寝る。
前世から変わらない。
白くてなんの傷もない肌。
相も変わらず割れている腹筋。
正直かっこよすぎて無理。顔だけじゃなくて身体もかっこいいとか反則です。お手上げ。
「今日夜まで何する？」
『……でーと』
「ふふ、うん。デートしよっか」
『……でもまだゆっくりしたい』
「いいよ。ゆっくりしてから準備して出かけよ」
『……ありがとう』
悟の誕生日なのになんか私ばっかり要望言ってる……
でも、それでいい。前からそうだった。
しばらくゴロゴロした後に悟にお姫様抱っこされて洗面所に行き、一緒に歯を磨いてお互いの寝癖を直し合って
朝ごはんはパンケーキ。
朝なのにわざわざ生クリームを泡立てちゃったりして。
「んーま〜！」
『ふふ、ホント甘党すぎる』
「生まれ変わっても味覚は変わんなかった」
『ね』
なんて言いながらパンケーキを食べて
洗い物をして
悟に選んでもらったコスメでメイクをして
服も悟に着てほしいものを着て。
「……んーーー可愛い。可愛すぎる」
『んふふ、悟もかっこいい』
「……ちゅーしたらリップ落ちる？」
『また塗るからいいよ』
そう言うと悟は身をかがめて私にキスをした。
短いキス。昨日の夜は食べられるかと思うくらいに深いキスだったのに。
「ん」
『……ねえ』
「んー？？？」
『……分かってるでしょ』
「えーなに分かんない」
『……もっとして』
「んふふ、はぁい」
もうリップ云々はどうでもいい。
悟に腰を引かれ、さっきとは打って変わった深いキス。
舌を絡めて、口内をなぞられて
「……まって、出かけらんないかも」
『……私も』
「ははっ、ベッド行こ」
……まぁ、こんな日もありだよね。
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ゆかり(プロフ) - このまま結婚して、子供産まれるまで書いて頂くことは可能でしょうか？ (11月21日 22時) (
レス) @page33 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 少々遅れましたが、完結おめでとうございます！前世で幸せになれなかった二人が来世では幸せに生きていけると分かったときには涙が止まりませんでした。これからの二人の幸せをずっと願っています。 (11月21日 1時) (レス) id: 26843e8005 (このIDを非表示/違反報告)
白うさ - 夢主ちゃんと五条、、ずっと二人で幸せに過ごしてくれ、、！！完結おめでとうございます！！！ (11月19日 21時) (レス) id: 733585db8f (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃにゃ(プロフ) - 涙腺崩壊しました。ずっとずっと幸せを祈ってます！ (11月19日 17時) (レス) @page29 id: 33d0eba731 (このIDを非表示/違反報告)
あひゃひゃひゃしゃしゃ - 神すぎますた (11月19日 16時) (レス) @page29 id: 540adac644 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルカ | 作成日時：2023年11月16日 15時
