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〜及川 side〜
Aは昔からモテる。
俺みたいな中途半端なモテ方じゃなくて
ガチの方の。
音駒の主将のAを見る目。
すぐに分かった。
Aのことが好きなんだなって。
……この試合、勝たなきゃ。
Aはアイツじゃなくて俺を選んでくれた。
それに恥じない試合をしなきゃ。
と音駒が着替え終わるのを待つこと十数分。
赤と黒のなんともガラの悪そうな集団が体育館に入ってきた。
主将くんもだけど、ひょろひょろセッターくんもなんか金髪だし、WSにめっちゃメンチ切ってくる人いるし……
『じゃあ音駒もアップしてください』
「よろしくお願いします!」
「「しァーーす!!」」
……迫力満点。
音駒のアップも横目で見つつ
Aが絡まれてないかもちょいちょい確認しつつ。
岩「及川集中しろよ」
「わーかってるよ」
Aも至っていつも通りだし
音駒の人もAに絡むことは無さそう。
……っし。
「気合い入れてくよ!」
何がなんでも勝ってやる。
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メルン - 文才凄すぎて羨ましいです!!続き楽しみに待ってます!!応援してます💪 (2月25日 16時) (レス) @page22 id: b9ee1d4dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - 新作楽しみにしてました!応援しています! (2月25日 2時) (レス) id: 120d94ae6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルカ | 作成日時:2024年2月23日 16時