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「ね。拳くん、次に夜空いてるのいつ？」
fkr「・・・え？」
家で買ってきた牛丼を食べていると帰ってきたAに話しかけられた。
「ご飯作ってって病院で言ってたから。あ、冗談だったならいいの。ごｍ「冗談じゃない！！食べたい！！」ふふ(笑)じゃあ空いてる日と、食べたいもの教えて？」
嘘・・・やった・・・やった！
Aが俺に笑いかけてくれた。ご飯まで自分から誘ってくれるなんて。
今まで諦めなくてよかった。ほんとに。良かった。
翌週ほんとにAはご飯を作って待ってくれていた。
fkr「めちゃめちゃ美味しい・・・！！」
「前から食べてたでしょ(笑)拳くんいっつもコンビニで買ったものだし野菜食べないから・・・いっぱい食べるのにあれじゃ足りないんじゃないかなって。」
・・・俺のことちゃんと見てくれてる。
fkr「・・・これからも作ってくれる？」
「うん？良いよ。」
fkr「え、ほんとに？」
「うん(笑)」
fkr「・・・お弁当、お願いしたら作ってくれる？」
「ふふ(笑)いいよ？私が持って行くときは作るよ。」
うっそほんとに？この前の火傷の時にそんなに心境の変化あったの？
俺にとってAが大切な双子って伝わったのかな。
Aはほんとに痛かったと思うけど、こんな良いきっかけになるなんて。
それから週に1回はAとご飯を食べるようになった。
お弁当も作ってもらえるし、一緒に大学まで行くこともある。
一緒に学校行くとか小学校ぶりだよ？
双子で似てるところだってこうやって一緒にいると見つけられるんだね。
悩むとき自然と人差し指を顎に置いちゃうとことか。
そっくりってことはないけど雰囲気が似てるって言われることだってあるんだよ。
「拳くんって・・・クイズ、好きなの？」
fkr「うん？好きだよ〜なんで？」
「友達に拳くんがクイズ番組に関わってるって教えてもらって。」
fkr「なるほど。高校の時にハマってね、高校生クイズ出てたって知ってた？」
「ちらっとママから聞いてたよ。バスケしながらクイズもしてたの？」
fkr「バスケは中学で辞めたよ、めちゃめちゃ運動が好きってわけじゃないし。」
「あ、そうなの？背高いしかっこよかったし続けてるかと思った。でもクイズでテレビに呼ばれるのもすごいね。・・・拳くんは何をしてもすごい。」
最後の方は風が強くてうまく聞き取れなかった。
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たらこ(プロフ) - 亜希さん» 最高と言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！長いお話なのでゆっくりでも大丈夫です。読んでいただけると嬉しいです(^^) (2021年5月27日 23時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 泣きながら読みました。特に福良さんサイドの初めての時に。もう、最高ですね。続き読んできます。 (2021年5月27日 22時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Biwaさん» Biwaさんこんにちは！コメントありがとうございます！兄妹設定楽しいですよね〜嬉しいです。んーfkrさんしか書いたことがないので想像つかないんですが短編もしくは中編とかなら書けそうなメンバーもいるかも…？できそうなら書いてみます！ (2021年3月7日 22時) (レス) id: 1dc2ca21b8 (このIDを非表示/違反報告)
Biwa(プロフ) - 突然すみません！！このお話が好きです！めっちゃ！！設定が私好みで…もしこの作品を作り終えて作者様がよろしければ、この設定で(兄弟で妹が劣等感をもってる)違うメンバーっ可能だったりしますか？ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 912a3a5484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年2月28日 4時
