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バレた・・・せっかくここまでこれたのに・・・
キャンパスを出てとにかく電車に乗る。
栞奈の家に行こう。
山手線に乗り換えてぐるぐる考える。
明日からどうしよう。吊革に掴まったまま考える。
バレるならあんなお弁当作るんじゃなかった。
綿野さんなら吹聴しかねない。
また拳くんと比べられる日々が始まるのかな・・・
ああ、涙が・・・
？？「あの・・・」
「え、あ、はい。」
？？「このハンカチ使って下さい。」
「え、でも・・・」
？？「その本、俺も使ってたんで。なんか親近感。頑張って勉学に励めって意味も込めて。」
「あ・・・ありがとうございます。」
？？「いーえ。じゃあ！」
・・・良い人。
その後一度電車を降りて栞奈に電話をする。
栞奈「今Aどこにいるの？」
「えっと・・・代々木ってとこ」
栞奈「ん、じゃあ高田馬場まで来て。どうせ早稲田まで来れないでしょ、迎えに行ってあげる。」
「ありがと。」
栞奈「Aの方向音痴には慣れてますから。電車逆回りに乗ってなくて安心。じゃあね。」
次に来た電車に乗って高田馬場で降りる。
栞奈「Aー！！」
「栞奈・・・」
栞奈「ああもう泣いたでしょ、目腫れてるよ〜。ごめん一旦大学行かせて、レポート提出今日中なんだけどまだ出来てなくて。」
「邪魔してごめんね・・・」
栞奈「こんな姿の親友ほっとけないでしょ。でもAの頭貸して、私にはあなたの頭脳が頼りです！(笑)」
「ふふ(笑)了解です。」
さすが早稲田大学、キャンパスめちゃお洒落・・・
友1「あれ〜栞奈その子は？」
栞奈「幼馴染で親友！東工大だから賢い頭を拝借中〜(笑)」
友2「ずるいぞ〜(笑)」
男1「え、そんな白くて可愛いのに東工大？俺にも勉強教えてほしー！」
栞奈「この子は恋愛耐性ないうさぎちゃんなのであんたたちみたいなチャラ理系には絶対絡ませません。ほら、レポートするんだから散った散った」
友1「もう保護者じゃん(笑)今度会ったら話そうね〜」
「あ、はい是非！」
栞奈は昔から男女問わず友達が多い。社交的だしお洒落だし可愛いし。
モデルとかしたらいいのに。
栞奈「声に出てるよ。お褒めの言葉をどうも。さ、さっさとレポート終わらせてAの話聞かないとなんだから手伝って、この計算よろしく。」
「あ、了解。」
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たらこ(プロフ) - 亜希さん» 最高と言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！長いお話なのでゆっくりでも大丈夫です。読んでいただけると嬉しいです(^^) (2021年5月27日 23時) (
レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
亜希(プロフ) - 泣きながら読みました。特に福良さんサイドの初めての時に。もう、最高ですね。続き読んできます。 (2021年5月27日 22時) (レス) id: 81b7d60823 (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - Biwaさん» Biwaさんこんにちは！コメントありがとうございます！兄妹設定楽しいですよね〜嬉しいです。んーfkrさんしか書いたことがないので想像つかないんですが短編もしくは中編とかなら書けそうなメンバーもいるかも…？できそうなら書いてみます！ (2021年3月7日 22時) (レス) id: 1dc2ca21b8 (このIDを非表示/違反報告)
Biwa(プロフ) - 突然すみません！！このお話が好きです！めっちゃ！！設定が私好みで…もしこの作品を作り終えて作者様がよろしければ、この設定で(兄弟で妹が劣等感をもってる)違うメンバーっ可能だったりしますか？ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 912a3a5484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年2月28日 4時
