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fkr「Aちゃん。」
「!!!は、い。」
fkr「お昼ご飯、行きませんか?」
周りを見ると誰もいない。
断りやすいように、してくれてる。
断るはずもなく前と同じファミレスに行って注文を済ませると、ふう、と一息吐いた福良さんが困ったようにこっちを向いた。
fkr「そろそろ、再開しちゃだめ、かな(苦笑)寂しくなってきちゃった。断られてもいいから好きだよって、言いたい。」
「・・・どう、ぞ。」
fkr「ほんとに?無理、してない?」
福良さんの問いかけに首を縦に振ると嬉しそうにやったあ、と一言。
・・・分かりにくくなんか、なかった。私がそう思い込んでた、だけかも。
fkr「Aちゃん、好きです。僕と付き合ってくれませんか?」
「はい。」
fkr「ん?」
「よろしく、お願いします。」
fkr「・・・ええ!」
3秒ほど固まった福良さんから驚きの声が漏れる。
思ってもなかった回答、だったんだろうなあ。
「福良さんの、気持ちが、嬉しくて、その、この2週間、寂しいなって思っちゃって。でも、私もしお付き合いしたとして、福良さんが無理するのは、嫌なんです、けど・・・」
fkr「Aちゃんが好きって思ってくれるだけでいい!付き合ってくれるならなんでも!・・・あとね、」
福良さんが手招きするので耳を福良さんの方に寄せると、内緒話みたいに手を添えて福良さんが言った。
fkr「好きだよってずっと言ってたから、言わないと俺も不安になるようになっちゃった。」
それを聞いて思わず福良さんの方を見るとへへっと笑った後、それにね、と福良さんが続けた。
fkr「色々タイプ言われて変えたって言ったけど、実はみんなの前で告白する以外は、タイプ変えてるつもりないよ。」
「えっ、」
fkr「Aちゃんが俺っぽくないって思ってただけ。だから安心してよ。」
そう言うと同時に手を取ってぎゅっと握られた。
fkr「もうお腹いっぱいってくらい、愛すから。」
「っっ!!」
fkr「あ、あれ俺たちの注文のやつだよ。お腹空いた〜」
料理がやってきて店員さんが去って行った後に福良さんが箸を持って言った。
fkr「大好きだよ、俺の彼女さん。やーっと手に入れた。もう離してあげない。」
喉がカラカラ。
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たらこ(プロフ) - ゆずきさん» なんと!ついに弟さんにうちのfkrさんが負けるとは...(笑)実話を元にしたフィクションなので負けることもしばしばあるかと🤣 (2021年12月17日 8時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - FkrさんIQ下がりました??www隣で弟が「今ならfkrさんに勝てる」とか訳わかんない事言ってますw (2021年12月17日 0時) (レス) @page47 id: 22a2b8c75a (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - ゆずきさん» ふふ、お嬢さん可愛い☺推しがいる人生で幸先の良いスタートで何よりです! (2021年12月3日 11時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
たらこ(プロフ) - ゆずきさん» きゃー!娘ちゃんお目が高い!お嬢さんが読むって考えたら急いで続きを書かねばですね!(笑)頑張ります!いつもありがとうございますっ! (2021年11月29日 19時) (レス) id: d9464ae33a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 娘ちゃんは、ko-Chanが好きなのかも??と最近気づきましたwだから今日の投稿を娘にみせます!(絶対に分からない!)家族全員たらこさんの小説のファンです♡ (2021年11月29日 0時) (レス) id: 22a2b8c75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらこ | 作成日時:2021年9月13日 19時