inferiority【QK】 another story (ページ35)

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芽衣「A・・・！！おめでとう。すーっごく綺麗。」

「ふふ、ありがと。まさか芽衣と同じ場所で挙式するとは思わなかった。まあ芽衣の結婚式でここでするって決めて祥彰が予約取ってたってだけなんだけど。別れるとか考えなかったのかね？」

芽衣「山本くんは、一生Aのこと1番に思い続けるって決めてたんだよ。素敵だねえ。それに私はAとお揃い、すっごく嬉しいよ。」

「お揃い・・・良い響き。福良にはこのお揃いはマネできないしねえ。」

芽衣「拳くんもその気になれば結婚相手なんてすぐ見つかると思うんだけど・・・今は柚花たちで十分なんだって(苦笑)」

「いかにも福良らしいことで(苦笑)まだゆずちゃんたち小さいのに、来てくれてありがとね。今は須貝さんが見てくれてるの？」

芽衣「うん。あとで柚貴たちとも写真、撮ってね。」

「楽しみにしてる！」

その後会わせてもらったゆずちゃんとゆうくんはベビードレスを着ててそりゃもう堪らなく可愛かった。

ymmt「・・・すっごく綺麗・・・え、どうしよう、綺麗・・・」

「・・・ふふ、ありがと。祥彰も、めちゃめちゃかっこいいよ。」

ymmt「・・・可愛いじゃなくて？かっこいい？」

「・・・うん。最高にかっこいい。世界で1番。」

ymmt「・・・僕の1番になってくれてありがとう。」

「・・・式まだなのに泣かせないで！」

ymmt「ええ(笑)」

QuizKnockの方、大将まで来てくれて、私、こんなに人に恵まれてたんだって、初めて実感した。
しょうがないから、ブーケは福良にあげといた。

fkr「余計なお世話です。・・・でもありがと。幸せになんなね。」

「ありがと。」

fkr「ということで俺に芽衣のこと返してくれてありがとー」

「芽衣はもう須貝さんのものですから？須貝さん、柚貴と柚花、その次が私なんで」

fkr「いやいや、それはないから。もうランキングとか入んない、殿堂入りなんで、」

「はあー？」

fkr「諦めなよね。俺に勝てるはずないんだから。」

「祥彰！なんで福良のこと呼んだの！」

ymmt「もう(苦笑)仲良くしてよね？」

「福良が態度改めたらしますー！」

fkr「こっちのセリフなんだけどな。」

・・・福良とはこんな感じなのが、一番しっくりくるかも。
私の一生のライバル。

今日は、人生で1番幸せな日々の始まり。